「俺、貯金するよ」貯金生活宣言!

この前の記事で『ミリオネア・マインド』という本について書いた。

この本を読んで感化された私は、ミリオネア、すなわち億万長者を目指すことにした。総資産一億円を作ることが当面の目標だ。

で、資産を増やすには以下の4つの項目をバランスよく高めていく必要があるとのことだ。

  • 所得
  • 節約
  • 貯蓄
  • 投資

所得には「不労所得」と「勤労所得」の二つがある。どちらもお金持ちになるための基本リソースである。

これらを節約して、貯蓄することで、投資に回すことができるようになる。

通常、お金持ちになろうとするとき、所得を増やすことや、投資によってお金を得ることを意識しがちであるが、この私に関して言えば、ずっとむかしから節約の部分がボトルネックになっていると感じる。

私は昔から、堅実さや計画性、倹約、節約といったものに対して、どこか憎しみのような感情を心の底で抱いているフシがあった。「節約とか、そんなことよりよー、バーっと一気に上り詰めることの方が大事だろー、人間、一瞬の突破力が大事なんだよ!」みたいな思いがあった。

だが今は、真に大きな結果を出すにはコツコツコツコツやることが大事だ、という気がしてきている。また最近では、コツコツコツコツ何かを貯めていくことの中にも深い面白さを見いだせる気がしている。

というわけで令和元年、私もそろそろ節約に関して意識レベルを高め、実際に節約する能力を高めていきたい。

というわけで書店に行ってそのための本を買ってきました。

年収二百万からの貯金生活宣言

本の中では、使ったお金を三つに分けるというアイデアが紹介されていたので以下、簡単に説明。

使ったお金を三つに分ける

自分がどのようにお金を使っているかをチェックするため、お金の用途を以下の三つに分ける。

  • 消費
  • 浪費
  • 投資

消費は生活をするにあたり絶対に使わなければいけないお金である。家賃、食費、光熱費などなど。

浪費は、贅沢品や無駄遣いなど、使わなくてもよかった、あるいは使わない方が良かったお金である。ソシャゲ課金、お菓子、レッドブル、酒、無駄な飲み会代などなど。

投資は自分の収入や将来の可能性を増やすために使ったお金である。セミナー代、各種本代、各種教材代、有意義な交際費などなど。

何が浪費で、何が投資かは状況と人によって変化するはずだが、それは自分に正直になれば自ずとわかるはずだ。

で、浪費をできるだけ減らし、投資を増やすために、90日かけて家計簿をつけていく。

その家計簿の付け方も、従来の無味乾燥なものではなく、より自分の人間性全体をアップデートするような感じの家計簿の付け方が本書では紹介されている。

この本を実践して、節約力、貯蓄力を高めていきたい。そんでゆくゆくは投資などやってみたいが、まずは堅実な節約力を身につけることが先だろう。

スタバではコーヒーのみ!

スロークッカーで食生活をグレードアップ!

スロークッカーを買った。

スロークッカーとは

スロークッカーとは、じわじわゆっくりと食材を温める保温調理機能を持った調理器具だ。

スープや煮物を作るのに使う。

ものすごくスローに、ゆっくりと、沸騰させずに温めるので、同じスープでも鍋で作ったものとは味わいが違う。長時間、煮込まれることにより生まれるあったかスープ感と、沸騰させないことによる食材本来の旨さが同居している味である。

おそらく栄養もどちらかといえば鍋で沸騰させて作るよりも保たれるのではないかな、と思う。

そういった味、栄養、といったメリット以上に大きなメリットとしてあるのが、「とりあえず食材を切って水と一緒にスロークッカーに入れて、スイッチを入れるだけで調理完了!」という点だ。

健康に良く美味しい料理を簡単調理可能

鍋でスープを作るときのようにいちいち、火の前で鍋を見張っている必要はない。

調味料も材料も水も一気にスロークッカーに入れて蓋をしてスイッチをいれるだけ。あとは放っておけばいつの間にか美味しい料理が完成している。

ただしスロークッカーは名前にスローと付いているだけあって、完成までに時間がかかる。だからお腹が空いているときの料理には使えない。

私の運用としては、『夜にすばやく材料をセットして、朝に美味しいスープを食べる』という感じで使っていこうと思う。最近、朝五時起きに挑戦しているが、スロークッカーの中に美味しいあったかスープが用意されていると思えば、ベッドから起きるのも楽しくなるだろう。

食費節約

朝はどうしても自炊する気にならず、必然的に外食で済ますことが多い。だが、このスロークッカーがあれば外食の回数が減り、食費の大幅な節約に鳴るはずだ。

また、その他のメリットとしては、圧力鍋でなくては作るのが難しい料理を簡単に作ることができる、という点がある。

たとえば豚の角煮とか、ボーンブロスすなわち牛骨スープとか、そういったものが簡単に作れるようだ。

以前、鳥の手羽元だったか手羽先だったかで白湯風スープを作ったことがある。何時間も鍋で火を使って煮込む必要があり大変な作業だった。出来上がったスープはものすごく美味しく、コラーゲンたっぷりで健康にいいもののようだったが、あの面倒さを思うとなかなか作る気になれなかった。

しかしスロークッカーがあれば、そういった時間のかかる料理を作るのも簡単なはずだ。これから探求していきたい。

安い!

ちなみに私が買ったのはこの↓アイリスオーヤマ製スロークッカーなのだが、なんと二千円ちょっとで買える。安!

家に届いたものを見てみると、しっかりした作りでデザインも可愛く、サイズ的にも丁度いいものだった。一人か二人用であればこのサイズが丁度いいのではと思う。

究極の朝活!『モーニング・メソッド』

前回の記事で『ミリオネア・マインドという本を読んで、お金持ちになるという夢に目覚めた』という話を書いた。

ミリオネア・マインドとは、それを脳にインストールすると、ミリオネア、つまり億万長者になれるという夢のようなマインドのことである。

そのマインドの内容について詳しく知りたい方はぜひ本書を読んでいただきたい。『俺、お金持ちになるよ』という決意が強く湧いてくるはずだ。

ちなみにミリオネアマインドではなくて、ビューティフル・マインドを脳にインストールすると、天才になるけどちょっと変になってしまうので気をつけるべし。

で、そもそも私がなぜこの『ミリオネア・マインド』なる本を読んだのかというと、その前日に、『モーニング・メソッド』なる本を読んだためだ。

この『モーニング・メソッド』という本の中で、おすすめ本として『ミリオネア・マインド』が紹介されていたというわけだ。

モーニング・メソッドという本の内容

朝五時や六時に起きて、その後に一時間かけて行う『モーニング・メソッド』というのワークが紹介されている本である。

このモーニング・メソッドを行うことにより、あらゆる夢を叶え、望みの人生を生きられるようになる、とのこと。

モーニング・メソッドとは?

モーニング・メソッドとは以下の6つの行動からなる。それぞれ十分ずつ行う。

瞑想

読んで字のごとく瞑想だ。起きて歯を磨いてコップ一杯の水を飲み、運動着に着替えてから、十分間、心を空っぽにしてクリアにする。

アファメーション

その後、アファメーション/肯定的宣言を十分間、唱える。アファメーションとは、例えば『私はエネルギーに溢れ、健康で豊かです』などと、自分が将来なりたい目標を声に出して宣言することだ。これによりその宣言の内容が潜在意識下に浸透し、自分の思考パターンをそのように書き換えていく。

イメージング

さらに自分が将来なりたい自分のイメージを、心の中で想像し、そのイメージが喚起する感情を味わう。これも十分間、行う。このワークは夢を叶えるにあたり、絶大な効果を発揮する。

エクササイズ

次は運動だ。腕立て、散歩、腹筋、ヨガ、ジョギング、なんでも好きな運動を十分行う。朝のエクササイズは心と体にエネルギーを充填させる。これによりその日一日を力に満ちて過ごすことができる。また当然のことながら朝の運動は長期的なQOLの向上と健康をもたらす。

リーディング

運動の後は読書だ。十分間、何かしら自分の将来の夢に役立つと思われる本を読む。当然のことながら、ニュースや、まとめやTwitterなどを見てはならない。自分のライフワークに役立つ本を読むのだ。この一日十分の読書でも、一年で十八冊の本を読むことができる。目標のために意識的に読む十八冊の本は、人生を変えるに足る力を持つ。

ライティング

最後に、朝の日記など自由に文章を書く時間を取る。今、自分の心の中にあることを文に書き出してみるのもいい。あるいは今日一日、今週、今月、今年、もしくは今後数年についてのプランを書き出す時間を取るのもいい。十分間、書く。

実際にやってみた感想

この本を読んだ次の朝、実際に朝五時に起きてモーニング・メソッドを6つすべてやってみた。

すると、その日一日、ものすごくクリエイティブかつ、目標への方向性をキープしたまま過ごすことができた。

だがその翌日は反動が来たのか、寝坊してしまった。しかもイメージングの最中に気を失うように寝落ちしてしまい、モーニング・メソッドをやり終えるのに2時間以上かかった。

さらにその翌日も同様であった。

今日は前日までの失敗に学び、イメージングをソファに座ってやるのではなく、PCデスクに座ってやった。結果、値落ちすることなく、五時に起きて六時にモーニングメソッドをやり終えることができた。

そのためか、今日はあまりメンタル的によろしくない日ではあったが(私はバイオリズム的によく気分が浮き沈みします)、それでもかなりの量の仕事を余裕を持ってこなすことができた。

ノッてる気分、フローな感覚がずーっと続いてる感じだ。

実のところ、このモーニング・メソッドの内容は、アファメーション以外、どれも私が日常的にやっていることだった。しかしそれを一気にまとめて朝の一時間でやる、という発想は画期的である。

これはかなり大きな効果のあるワークであると感じる。

モーニング・メソッド、今後も続けていくつもりだ。

俺の夢=金持ちになること

俺の今の夢は、めっっっちゃ金持ちになることだ!

総資産1億円欲しい。

そのためにこの本を読んだ。

内容はというと、『現実を作っているのは自分のマインドである。それゆえに自分のマインドを変えれば自分の世界は変る。よって、ミリオネア・マインド(お金持ちが持っているタイプのマインド)を自分の中に構築できれば、現実的にもそのようにお金持ちになることができる』というものだ。

この自分のマインドを変えれば世界は変るというのは、スピリチュアル的世界認識の基本であり、実際、私もその通りであると思う。

だがマインドを変えるというのはなかなか難しく、とくにそれがお金というエリアに関するものである場合、その難しさはより大きい感がある。

しかし私はお金持ちになりたい。

お金持ちになったら何をしたいか、さまざまな夢がある。モチベーションを保つため以下にメモしておこう。

  • 現在、スタバに入ったとき、食べ物を我慢することが多いが、我慢せずなんでも食べる。
  • Ableton Push2を買う。
  • 最上級MacBookProを買う。いや、持ち運びが多いからMacBookでいいのか。。。?
  • UnoDrumを買う。
  • Serumを買う。
  • Ableton LiveをSuiteにアップグレードする。(今、LIveは20%割引フェア中なのでアプグレするなら今なのだが……悩む……)
  • 年に六回海外旅行、年に六回国内旅行する。(こうするとアイデア発想力が高まり物事の実現力が高まると移動力という本に書いてあった)(とりあえず月何回か仕事で行く宇都宮に泊まってみるか……)
  • いい食材(ヘルシーなやつ)で自炊する。
  • たっかい高麗人蔘を毎日飲む。
  • タピオカも飲む。
  • 現在、二人のアーティスト(Patreonにて日本の誇るGIFアーティスト1041uuu氏)(Suzuri Peopleにて日本の誇る可愛いイラストアーティストざきよし氏)に月総額600円のサポーターとなっているが、これを増やす。
    • 1041uuu氏のイラストがたくさん掲載されているピクセル百景はこちら↓。
    • ざきよし氏のやさしいうさぎショップと、いつも可愛すぎるやさうさちゃんが載ってるインスタグラムはこちら←。

あとなにか欲しいもの、やりたいことがあっただろうか……。

あ、あれだ、引っ越すのもいいかもしれない。

新宿御苑の近くか、横浜のみなとみらいのあたりに住みたい。

でも私は今住んでる川崎も好きだ!

みんなー川崎はいいところだー! 本当は犯罪率は低く民度の高いいいところです!

今、新しくなったルフロンのスタバでこのブログ書いてます! カウンターでは賢そうなみんな(俺含む)が真面目に勉強したり仕事したりしてます! 日曜なのに偉い!

閑話休題。

そうそう、俺がお金持ちになりたい、という話でしたね。

お金持ち、それは男のロマン。。。

お金持ち、それは女のロマン。。。

お金があれば、なんでもできる!

いや、できないことも多い。たとえば小説を書くとか、音楽を作るとか。。。

でもそれ以外のことはだいたい、なんでもできる!

私はお金が大好きです。

私はお金が大好きです。

私はお金が大好きです。

(お金持ちになるには、まずお金を好きになる必要がある。そのために、このようなアファメーション↑を唱えることでマインドを変えることができ、結果としてお金持ちになることができる)

お菓子の王様『デーツ』

甘いものはね、体に良くないんだよ! 砂糖はね、ダメなんだよ!

そんなことはわかっている。

でも、にんげんだもの、甘いものが食べたいときもある。

そんなときは、体に良くなくない、むしろ体にいいかもしれない甘いものが自宅にストックされていれば、甘いものに関するあらゆる葛藤は万事解決されると言っても過言ではないだろう。

ここで問題となるのは、果たして、体に良くなくない甘い物、つまり食べても不健康感のない甘い物、むしろ体にいい甘いものなどこの世に存在しているのか? ということである。

私の一つの答えとして、それはデーツである。

デーツ、それは日本語で言えばナツメヤシ。

デーツはね、いいんだよ! 体に!(詳しくはググってください)

しかも体にいいだけでなく、私の主観としては何かこう、ガーンと脳に響く甘さがあり、仕事で疲れたあとなどに摂取するとMP、すなわち精神力も回復する作用が感じられる。

もちろん何事も食べ過ぎは良くないので、一袋一気食いなどしてはいけない。だがデーツには濃縮された濃く深い甘みがあり、少量でも満足感を得やすい。

ぜひ皆様のご自宅にデーツの常備をおすすめしたい。

ヘビヘビワンダーランド製作記 その5 

長かったヘビヘビワンダーランド製作記ついに最終回に達した。


ヘビヘビワンダーランド製作記:

第一回第二回第三回第四回

番外編『Korg Gadget+Ableton Liveで、指一本でコードを鳴らす


今回の最終回では、ヘビヘビワンダーランド完成に向けてのあれやこれやの細々とした作業を、簡単にざっと紹介していく。

読者の皆様の何かしらの足しになれば幸いである。

トラックをコピーして重ね、展開を作る

ヘビヘビワンダーランドはKorg GadgetのChang maiがAメロのアルペジオ、Brusselsがサビのメロディを担当している。

Aメロ、サビの中で展開を作るために、トラックをコピーして重ね、ずらすという作業を行う。

まずはチェンマイをコピーして重ね、適宜、音が段階的に増えていくよう調整。

こんなふうに。

まず最初のアルペジオがしばらく鳴ったあと、そこに、ほわ~というPad的な音色が鳴り、更にその後、少し鋭い音が最初のアルペジオの音の間に挟まるようにした。そして最後に、タラララララララと階段のように上から下に音が降りていくようにした。

全部、同じChaing Maiの音であるが、違うプリセットの音を使っている。これにより統一感がありつつも、それぞれの音を聴き分けることができるようになっている。

エレクトロニック・ミュージックの基本

エレクトロニック・ミュージックの基本は、ループを反復させることと、そこに少しずつ新しい変化を重ねていくことだ。

変化はだいたい8小節ごとに生じさせる必要がある。

これ以上、短いスパンで変化を起こせば、ループに没入する気持ちよさが損なわれがちだ。

一方で、8小節以上、同じ展開が続けば飽きてしまう。少なくとも私は。

だから8小節ごとに何かしらの新しい変化を導入するといい。

また変化は、カットオフをぐりぐりすることでも起こすことができるが、それを単体で8小節以上続けたとき、それは単に『カットオフの変化が8小節以上続いている』ものとして認識されがちだ。それはつまり何も変化していないのと同義であり、結局それは飽きられててしまいそうに思う。

やはり小さくてもいいから、何からしらの新しい何かを八小節ごとに導入すべきだろう。その『何か』はハイハットが新しく鳴るなどという小さな変化でもいい。ただしそれはリスナーが認識でき、それに注意を払うことができるものである必要がある。

そのような小さな変化を八小節ごとに積み重ねて行けば、メロディは同じであったり、コード進行も同じループでも、長い間、リスナーの注意をひきつけ、楽しませ、満足感を与えることができるだろう。

サビのメロディもコピーして重ねてオクターブずらす

こんなふうに。

サビに入ると、まず上図下段のトラックであるBerlinによるサビのメロディが鳴る。これはもともとBrusselで鳴らしていたメロディをただコピーしたものであるが、4小節ごとにオクターブが上下するようにしてある。

BerlinはBrusselに雰囲気は似ているものの、より軽快で繊細な音が鳴るGadgetである。このBerlinによるメロディが8小節鳴ったあとで、上図上段のBrusselによって同様のメロディが重なる。こちらはオクターブは固定してある。

これらを重ねることにより、軽快に上下にうねうね動くおそらく白っぽいヘビと、太くて安定してまっすぐどっしりした黒っぽいヘビが相互に絡み合いながら、ヘビヘビワンダーランドを気持ちよく前進していく様子を表現できた。

エフェクトをかける

次に細かいエフェクトをかけていく。

まずはAメロのチェンマイのアルペジオにAuto PanというAbleton Live付属のオーディオエフェクトをかける。

こんな感じ。上図参考。見るからにヘビっぽい蛇行が感じられる。

サビでのメロディは周波数の上下のうねりだとしたら、こちらのアルペジオはパンニングによる左右のうねりである。

これは無数の小蛇が左右に細かく蛇行しながらヘビヘビワンダーランドの草むらを前進していく姿を表している。

さらにエフェクトをかけ、オートメーションで展開を作る

二番のAメロは一番のAメロよりも長いため、このままでは飽きてしまう。よって、さらにたくさんのエフェクトをかけて展開を作る必要がある。

W.A ProductionのSphereQuad、Ableton Live付属のDeley、Native InstrumentsのPhasis、といったエフェクトをトラックに挿しまくり、それらを8小節ごとに、オンオフしていく。

こちらをオンにしたらあちらをオフに。

あちらをオンにしたらこちらをオフに。という感じで。

エフェクトのオンオフはオートメーションで書いた。

これにより長めのAメロも飽きずに聴けるものになった。

雰囲気を出すため、環境音を入れる

サビは『ヘビヘビワンダーランドの日の当たる場所にやってきた蛇たちが喜びとともに雄大な自然を這い回る』というようなイメージにしたい。

そのため、なんとかしてトラックに『雄大な自然』のイメージを持たせたい。

そのために私は、実際に雄大な自然の中で録音された背景音をトラックに導入することにした。

具体的には、Mindful Audioが過去に無料配布していたサンプル『南アフリカのサバンナの午後』の音をサビに重ねた。

その無料配布は終わったが、Mindful Audioでは素晴らしい高音質のサンプルを多数販売中だ。

また、コーヒー一杯分の値段で世界各地で録音した環境音を手に入れることができるサービスを現在提供中のようだ。

非常に高品位の録音なので環境音を作品に取り入れたい方には、ぜひおすすめしたい。

その他、各部を調整する

あとはひたすら各部を調整する。

調整調整。

調整調整。

調整調整。

調整調整。

セーブして調整。

もすこし調整。

まだまだ調整。

もうちょっと調整。

や、や、や、や。

やったー!

できたぞー!

完成! ヘビヘビワンダーランド!!

Korg Gadget & Ableton Live TIPS 指先一つでコードを鳴らす

前回の記事ではKorg Gadgetでさっと作った曲に、Ableton Live上でコードを付ける作業について書いた。これにより、だいぶ普通の曲っぽくなった。

今回の記事で一連の製作記は最終回にする予定だった。

だが、他に書きたいことが思いついてしまった。

というわけで、今回は『Korg GadgetとAbleton Live併用環境でのコード演奏』に関するちょっとしたTIPSを書くことにする。最終回はまた次回以降ということにしたい。

今日書くテーマは『Korg Gadgetに標準装備されているコード自動演奏機能を、Ableton Live上で使うにはどうすればいいのか?』ということである。

Korg Gadgetのコード演奏機能について

まずKorg Gadgetのコード演奏機能について軽く説明。

使い方は簡単。

  1. コードを鳴らしたいGadgetの左下にあるSCALEというボタンを押す。
  2. 出てくる白い枠の左上にあるChordというボタンを押す。

これによりGadget上の鍵盤を指で押すことでコードが鳴らされる。(iOS)

また、Korg Gadget for Macでは、鍵盤をマウスクリックか、文字入力用のキーボードを鍵盤として使うことで、コードを鳴らすことができる。

Korg Gadget for Macでは文字入力用のキーボードの下三段を鍵盤として使うことができる。

これにより、人差し指でコードを鳴らすことができ、MIDIキーボードを持っていない人でも気持ちいい作曲作業が可能になる。

ここで私事であるが、より快適な作業環境を求めてMIDIキーボードをMacに繋いだとき、私は大きな失望を味わった。

なんとMIDIキーボードでは、Korg Gadget for Macのコード演奏機能を使うことができないのである。

上で説明したコード入力機能をオンにした状態でMIDIキーボードを弾いても、なぜか単音しか鳴らない。

そういう仕様のようである。

まあ実際のところ、文字入力用のキーボードで、十分、コードは快適に入力できる。

だがせっかく目の前に立派なMIDIキーボードがあるのである。

これを使ってコードを入力できないのは隔靴掻痒の感があった。

どうしてもMIDIキーボードを使って、人差し指でコード入力をしてGadgetを鳴らしたい!

この欲求はAbleton Live+Korg Gadgetで叶えることができる。

Ableton Live+Korg Gadgetで人差し指コード入力をするには?

Korg Gadget for MacやWindows用のKorg Gadget plugin collectionには、GadgetをプラグインとしてDAW上で使う機能がある。

使い方は簡単だ。

Korg GadgetをPC/Mac上にインストール後、DAWを開けば、プラグインリストに各種Gadgetがあるのでそれをトラックに挿せばよい。

だがこのままではMIDIキーボードで人差し指コード入力をすることができない。

プラグインとしてのGadgetのコード機能をオンにしても、Korg Gadget上と同様に、DAW上でも、MIDIキーボードでは単音しか鳴らすことができない。

Gadgetのコード機能を使うには、Gadgetの鍵盤をマウスで押すしかない。

しかし大抵のDAWにはMIDIエフェクトでコードを鳴らす機能がある。

それを使えば念願のMIDIキーボード指一本奏法によるGadgetコード演奏が可能になるのだ!

以下、Ableton Live上での設定方法を説明します。

 

  1. コードを鳴らしたいGadgetを、左のブラウザーから選び、ダブルクリックするなり、MIDIトラックにドラッグ&ドロップするなりして、トラックにセットする。
  2. 左のブラウザーの『MIDIエフェクト』→『Chord』を、デバイスビューのPhoenixの左隣にドラッグ&ドロップする。
  3. ブラウザーの『MIDIエフェクト』→『Scale』から、その曲に使いたいスケールを選び、MIDIエフェクトの『Chord』の両隣に、ドラッグ&ドロップする。
    • Chordの左にScaleを置くのは、MIDIキーボードから何が入力されてもスケールに適合したノートに変換ためである。
    • Chordの右にScaleを置くのは、Chordから出力された全ノートをスケールに適合したものに変換するためである。
  4. 最後に、MIDIエフェクトのChordをこんな感じ(↓)に、適宜、適切にセッティングする。

Korg Gadget上でコード機能を使い、MIDIノートを録音してチェックしてみたところ、ドリアンスケールでは、ルート、+7、+16、+23が鳴らされていた。(ここでの+7とは、『ルートの半音7つ分上のノート』ということである。Cに対してはG)

よって、Ableton Live上で、Korg Gadgetのコード機能と同様に、ドリアン・スケールを鳴らしたい場合、MIDIエフェクト『Chord』のセッティングは上の画像のようにするといい。

また、このセッティングで、アイオニアンもOKなはず。

リディアンの場合は、Chordの左のMIDIエフェクト『Scale』で、FをF#に変換するようセッティングすると、Korg Gadgetと同様のコードが鳴るようになったはずだ。

だがその他、マイナー・スケールなどではより大きくChordのセッティングを変える必要があるようだ。。。(未調査)

必要に応じていろいろ試してみてください。

いい感じにセッティングできれば、Ableton Live上で、Korg Gadgetと同様のボイシングでコードを鳴らすことができるようになります。当然、MIDIキーボードでも文字入力キーボードでもなんでも使えます。

まとめ

MIDIエフェクトの『Scale』と『Chord』を使えば、Ableton Live上で、Korg Gadgetのコード機能と同様の機能を再現することができる。その際、Korg Gadget上では使えなかったMIDIキーボードを使うことができる。

ヘビヘビワンダーランド製作記 その4/音楽理論

前回の記事では、Korg GadgetからAbleton Liveにインポートした曲に、サンプルをコピペして、曲を賑やかにする作業について書いた。

今日の記事では、コード進行を作ることについて書きたい。

また、コード進行について語る際に避けては通れない音楽理論についても書いてみたい。

コード進行の利点

この曲、ヘビヘビワンダーナイトの最大の問題点としてあるのが、地味という点だ。前回の記事では、地味さをなんとかするために、サンプルをたくさんトラックにコピペして、賑やかさをプラスした。

しかしクラッシュ、リバース、ハンドクラップ、といった賑やかしが増えたのはいいものの、本質的な地味さは消えなかった。

本質的な地味さの原因は、この曲にコード進行が存在していない点にある。

2つのコードを順番に鳴らせば、そこに物語性や時間の流れが生まれる。

一方、コードを進行させないとき、曲はどこにも前進せず、その場に留まり続ける。

どこにも行かず、その場に留まり続ける曲は、地味である。

だがコードが進行しないことによる停滞感にも何かしらの利点がある。

たとえば侘び寂び感や落ち着き感などなど。

実際にヘビヘビワンダーナイトでは、単純なリズムとCを鳴らし続けるベースのループの中に、一種独特の催眠的な気持ちよさが感じられる。

というわけで、コード進行によって生まれる物語性と、コードを進行させないことによる催眠性、その両者をいいとこ取りしていきたい。

そのためAメロはコードを進行させないままにしておき、サビにのみコード進行を作ってみる。

コード進行を作る

ええと、サビのメロディは、C、D、E、G〜だから、つまりここは。。。

などと、当初は頭で考えてコードを作っていこうとしましたが、なんだかうまくいきません。

結局、サビをループ再生しながら、それに合わせて適当にMIDIキーボードを弾き、メロディに合うコードを探すという原始的な手法でコード進行を作りました。

とはいえ、『適当にMIDIキーボードを弾き』といっても、完全に適当なわけではありません。

聴いて違和感のないハーモニーを生み出すには、それなりのルールに則った上で、適当に弾く必要があります。そのための方法を以下に説明します。

ダイアトニック・コードを使う

メロディに適合するコードを探すには、まずその曲のダイアトニック・コードを知る必要がある。

ダイアトニック・コードとは、とりあえずこれを使っとけばOKというコード群のことである。

ダイアトニック・コードの構成音は、すべてその曲のスケールの構成音である。よって、ダイアトニック・コードを使っている限り、スケールアウトすることはない。

スケールアウトしないということは、調子の外れた音がならないということである。

つまり、ダイアトニック・コードさえ使っておけば安心、安全なのである。

ところでスケールとは?

スケールとはその曲に使われている音のセットのことである。多種多様な音のセットが存在しているが、大きく分けてメジャー・スケールとマイナー・スケールの二つのセットに大別できる。

ところで、スケールとは音のセットということだが、、、

そもそも音とは何か? 

音は音波から生じる。音波とは、空気の振動によって作られた波のことである。

音波は波なので、振動周波数というパラメータを持っている。

特定の振動周波数を持つ音に名前を振っていったものが音名である。

国際標準化機構、ISOによって決められた国際基準値では、一秒間に440回振動する音波から生じた音にAという名前が当てられている。

Aの440Hzを二倍した880Hzの振動数の音もAと呼ばれる。

なぜかはわからないが、周波数比が二倍の関係にある音は、人間の心にとって、その高さは違うものの、同様の性質を持った音として認識される。よって、440Hzの音と、880Hzの音には同様のAという記号が当てられている。

440HzのAと、880HzのAは、1オクターブ違いのAと呼ばれる。

同様に、880Hzの二倍の周波数である1760Hzの音もAであり、さらにその二倍の周波数である3520Hzの音も、さらにその二倍の7040Hzの音もAである。

また逆に、440Hzの二分の一の周波数である220Hzの音もAであり、その半分の周波数である110Hzの音もAである。さらにその半分の55Hz、27.5HzもAである。

さて、このようにして決まったAとAの間、つまり1オクターブを、数学的に十二等分すると、十二平均律を得ることが出来る。

十二平均律とは、一オクターブを十二分割して作った十二個の音からなる音楽システムのことである。それは今現在、通常の作曲においてもっとも使用頻度の高い音楽システムである。

十二平均律で使われる十二個の音には、以下のように記号が割り振られている。

A A# B C C# D D# E  F F# G G#

G#の右隣には、左端のAの1オクターブ上のAがやってくる。そしてまたA#、B〜と続いていく。

これが音名である。

さて、この音名をある特定の順番で並べたものがスケールである。

上でも書いたが、スケールは、メジャー・スケールとマイナー・スケールに大別できる。

ヘビヘビワンダーナイトはCメジャー・スケールの曲であるし、メジャー・スケールこそが、スケールの基本だ。よって今回はメジャー・スケールについて考えてみたい。

メジャー・スケールとは何か?

スケールにはルート(根音、第一音)と呼ばれる音がある。

スケールのルートは12個の音(A A# B C C# D D# E  F F# G G#)の中から好きなものを選ぶことができる。

たとえば、ルートにCを選んだメジャー・スケールをCメジャー・スケールと呼ぶ。ルートがA#である音をA#メジャー・スケールと呼ぶ。

メジャー・スケールには7つの音が含まれる。その7つの音はそれぞれ特定の距離のパターンで並んでいる。

一つの音と音の間には距離、幅があるのだが、その幅の最小単位を、半音と呼ぶ。

A A# B C C# D D# E  F F# G G#

この音の列で、隣り合っている記号の間にある幅が半音である。

たとえばCとC#の間の幅は半音である。EとFの間の幅は半音である。

また、半音二つ分の幅を全音と呼ぶ。

たとえばCとDの間の幅は全音である。D#とFの間の幅は全音である。

さて、メジャー・スケールはルート(根音、最初の音)から第8音まで、以下のようなパターンの幅を持った並びになっている。

1全音2全音3半音4全音5全音6全音7半音8

各音の間の幅がこのようになっている音の並びがメジャー・スケールなのである。

よって、Cメジャー・スケールの2つ目の音はDである。なぜならメジャー・スケールの第二音は、第一音から、全音分、つまり半音二つ分、離れている場所にあるからである。

同様に他の音を探し、見つけた第一音から第七音までを並べると『C D E F G A B』となる。この音の並びがCメジャー・スケールである。

同様に、Dメジャー・スケールを割り出してみる。

Dメジャー・スケールの第一音はDである。

Dから全音離れた音、Eが第二音である。

Eから全音離れた音、F#が第三音である。

F#から半音離れた音、Gが第四音である。

Gから全音離れた音、Aが第五音である。

Aから全音離れた音、Bが第六音である。

Bから全音離れた音、C#が第七音である。

よってDメジャー・スケールの構成音は『D E F# G A B C#』となる。

ダイアトニック・コードの作り方

音名とスケールの説明が終わったので、次はダイアトニックコードの作りかたを説明したい。以下のような記号操作で、ダイアトニックコードを表すコードネームを得ることが出来る。

  1. スケール構成音をルートから7つ並べる
  2. スケール構成音の左から2つ目、3つ目、6つ目、7つ目の記号に『m』を付ける。
  3. さらに7つ目の記号に(♭5)を付ける

Cメジャースケールの構成音をルートから7つ並べると『C D E F G A B』となる。この記号列の左から2つ目、3つ目、6つ目、7つ目の記号に『m』を付け、さらに7つ目の記号に(♭5)を付けると、『C Dm Em F G Am Bm(♭5)』となる。これがCメジャー・スケールのダイアトニック・コードである。

Dメジャー・スケールであれば、そのダイアトニック・コードは『D Em F#m G A Bm C#m(♭5)』となる。

このとき、CとかDmとか、F#mなどという記号は、音名ではなく、コードネームを表している。

ところでコードとは?

コードの基本である三和音は、三つの音から構成されている。

コードの1つ目の構成音、つまり最も低い音をそのコードの第一音(ルート)と呼ぶ。

2つ目の構成音をそのコードの第三音(サード)と呼ぶ。

3つ目の構成音をそのコードの第五音(フィフス)と呼ぶ。

なぜ第三音、第五音と呼ぶかというと、度数というものが関わってくる。

度数とは半音を最小単位として、音と音の間の距離、すなわち音程を数えるための単位である。

以下、Wikipediaより。

1度……同じ音の高さを完全1度、または同度、あるいはユニゾンと呼び、半音が1個分の幅を増1度と呼ぶ。
2度……半音が1個分の幅を短2度と呼び、半音が2個分の幅を長2度と呼ぶ。
3度……半音が3個分の幅を短3度と呼び、半音が4個分の幅を長3度と呼ぶ。
4度……半音が5個分の幅を完全4度と呼び、半音が6個分の幅を増4度または三全音(トライトーン)と呼ぶ。
5度……半音が6個分の幅を減5度または三全音(トライトーン)と呼び、半音が7個分の幅を完全5度と呼ぶ。
6度……半音が8個分の幅を短6度と呼び、半音が9個分の幅を長6度と呼ぶ。
7度……半音が10個分の幅を短7度と呼び、半音が11個分の幅を長7度と呼ぶ。
8度……半音が12個分の幅を完全8度、またはオクターブと呼び、ここまでの音程を単音程と呼ぶ。そして、結合辞はここから再び1度から7度までを循環する。

コードの根音(ルート)から三度離れた場所にある音を、そのコードの第三音(サード)と呼ぶ。

コードの根音から五度離れた場所にある音を、そのコードの第五音(フィフス)と呼ぶ。

ルート、サード、フィフスと重ねた音が三和音(スリーコード)である。この三和音がコードの基本となる。

さて、コードは主に、メジャー・コードとマイナー・コードに大別される。

メジャー・コードとマイナー・コード

mが付いたコードは、マイナーコードを表している。マイナーコードは、第一音と第三音の音程が短三度である(半音三つ分離れている)コードである。マイナー・コードは暗い雰囲気を持っている。

mが付いていないコードは、メジャーコードを表している。メジャーコードは、第一音と第三音の音程が長三度である(半音四つ分離れている)コードである。メジャー・コードは明るい雰囲気を持っている。

また、コードには(♭5)という記号がつくことがある。

フラット・フィフス

フラット・フィフス、(♭5)とは、第一音と第五音の間の距離が、通常の第五音よりも半音分狭くなっているコードを表す記号である。

(♭5)がついていない通常のコードでは、第一音と第五音の音程は、完全5度(半音7個分)である。

(♭5)が付いているコードの第一音と第五音の距離は、減五度(半音6個分)である。

以上の説明を踏まえた上で・・・

Cメジャー・ダイアトニック・コードを使って、ヘビヘビワンダーナイトにコード進行を作る

この曲はCメジャー・スケールの曲なので、『C Dm Em F G Am Bm(♭5)』がダイアトニック・コードとなる。

だが、7つ目のダイアトニック・コードであるBm(♭5)は、めったに使うことはないので、こいつに関しては存在を忘れていい。

ということで、この曲で使えるコードはC Dm Em F G Amの6つということになる。

どのコードも、指三本で、白鍵を一つ飛ばしに押さえれば弾くことができる。

ドミソでC。

レファラでDm。

ミソシでEm。

ファラドでF。

ソシレでG。

ラドミでAm。

これだけわかれば、上の長々しい音楽理論的な説明は全部忘れても、特に問題ない。(少なくともこの曲に関しては)

サビのメロディをループ再生しながら、ひたすら指三本で一つ飛ばしの鍵盤を押さえ、合うコードを探していく。

そして、「お、これはいいな!」と思ったものを少しずつ録音していく。その作業の果てに、サビのワンループ分のコードが録音できたら、それをピアノ・ロール上で修正する。

タイミングを少し修正したり。(コードはクォンタイズをかけて完全にタイミングを修正するより、ある程度、手弾きのタイミングのズレを残しておいたほうがいい)

響きが重くなりすぎないよう適宜、コードの構成音を抜いたり。(コードは構成音を全部鳴らさなくてもいいのである)

また、七度の音、セブンスを足してみたり、三度を四度に上げてsus4というコードにアレンジしてみたり、などなどと言った細かい修正を加えてみた。

結果、C CΔ7 Dm/C Em/C Am Gsus4 Gというコード進行ができた。一見、複雑そうに見えるが、これはC C Am Gという三和音のダイアトニック・コードが基本となって作られたものだ。

聴いてみると、かなりいい感じのコード進行のように思う。

このコード進行をつけたら、曲にいきなり壮大な物語性が生まれた。

この壮大さは、もはや曲名を変えざるを得ないレベルだ。

私は『ヘビヘビワンダーナイト』という曲名を、『ヘビヘビワンダーランド』に変える決定をくだした。

というところで、次回に続く。。。。

次回で製作記は終わりです!

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ヘビヘビワンダーランド製作記 その3

前回の記事では、Korg Gadgetで作ったファイルをAbleton Liveにインポートし、そこで曲の構成を整え、音質を調整した。

その結果、この曲「ヘビヘビワンダーナイト」が完成した。

わびわび感のある素朴な曲である。

私的には凄い好きなのだが、いかんせん地味すぎるように思う。

今回は、この曲↑の構成をさらにアップデートし、音声サンプルを使って曲を派手にしていく作業を記事にしていきます。

曲の構成をアップデート

今のところこの曲は、Intro→BuildUp1→BuildUp2→Break→Drop→Outroという構成になっている。

イントロが始まり、Aメロのあとで一瞬静かになり(ブレイク)、その後で盛り上がってサビに入り、その後、速やかに終わるという構成だ。

つまりこの曲は1番しかないということになる。2番も作った方が、より盛り上がり、満足感も感じられる曲になる気がする。

というわけで2番のある曲へと構成を変更する。

前回やったのと同じように、Ableton Liveのアレンジメント・ビューにロケータを打ち、各ロケータに名前を付けて構成を作る。

ロケータを打つには、打ちたい場所をクリックしてから右上のSetというボタンを押せばいい。ロケータに名前を付けるには、ロケータをクリックして選択し、Command+Rを押せばいい。

このように、Intro→BuildUp1→BuildUp2→Break→Drop→BuildUp2a→BuildUp2b→Break→Drop→Outroというロケータを作ってみた。

1番のあと、ほぼ同じ構成の2番が繰り返される。

この構成に合わせて、各トラックのクリップをコピーして貼っていく。

サンプルを使って派手にする

2番を作り、それに合わせてクリップを貼っていったが、それだけでは地味な曲が長くなっただけだ。

この曲のシンプルな侘び寂び感は大事にしたいが、一方で派手さも必要である。

というわけで、派手さを演出する最も簡単な方法である、「サンプルのコピペ」という技を使って、曲を立派に、派手にしていきたい。

サンプルとは

サンプルとは、音楽の素材として使いやすいよう切り分けられた、音素材である。自力で作ってもいいが、それだと手間暇がかかる。それよりも、プロの業者が作ったサンプルを購入した方が良い。

私はよくここでサンプルを買っている。

Function Loops

今回は前もって買ってあったRetro Rideというサンプル集を使っていく。


ちなみに

このサンプル集は、私が書いた「ライト・ノベル」という小説のための自作サウンドトラック「Light-Novel Soundtrack」(BandCampにて販売中。買ってください!)の一曲目、Exploreにも使っている。

私的に心の琴線を揺さぶる音が多数入っている、良サンプル集である。


サンプル使用の実態

それにしても「サンプルを使う」とアッサリ書いているが、実はこれは私的には、ものすごい時間のかかる、苦労する工程である。

実際の使用法としては、Liveの左にあるブラウザからサンプルの入っているフォルダを選び、右のトラックにドラッグ&ドロップで貼り付けていくだけである。

しかしこの工程が実に時間がかかる。

なにせサンプルの数は事実上無限であり、その組み合わせも無限である。

サンプルを使って曲を作るのは、根気と直感が必要とされる作業なのである。

ちなみに下はDJシャドウのEndtroducingという、サンプリングの芸術と呼ばれたアルバムである。古いレコードからのサンプリングのみで作られている。

こう言ったアルバムを作るにあたり、どれだけの手間暇、根気が必要とされたのかを想像すると、ヤバイなと言わざるを得ない。

自分でメロディやリズムを打ち込んだ方がよっぽど簡単に曲を作ることができる。

だがサンプルを使うことで、自分の曲に、自分では出すことの出来ない豊かな質感を付加することができるのだ。だからぜひともサンプルは使っていきたい。

Korg Gadgetで外部サンプルは使えるのか?

そういえば、Korg Gadgetにも、一応、外部のサンプルを使う手段は用意されている。

このBilbaoというライトニング・サンプル・プレイヤーなるガジェットを使えば、外部サンプルをKorg Gadget上で使うことができる。

しかしだ。

やってみればわかるが、外部サンプルを使う作業はDAWを使った方がはるかに簡単にできる。

Korg Gadgetで外部サンプルを使うとしても、ちょっとしたワンポイント程度に抑えておいて、大々的にサンプルを曲に導入する作業はDAWメインでやった方がいいように思う。

せっかくKorg GadgetにはAbleton Live用のファイル書き出し機能があるので、これを有効活用すべきだろう。

Ableton Liveの機能制限版であるAbleton Live Liteならば、さまざまなDTM関連製品にバンドルされているし、Liteでもかなりのことが可能だ。お持ちの方はぜひ使ってみてください。

ひたすらサンプルを聴いて、選び、貼り付ける……

さて、サンプル貼り付け作業に戻る。

自曲を再生しながら、合うサンプルをブラウザで選んでいく。これは本当に途方に暮れる作業であり、途中、私は何度も投げ出しそうになった。

ちなみに当初、私はボーカルのサンプルを使い、このヘビヘビワンダーナイトを、歌モノの曲にしようと考えていた。

やっぱり曲を派手にするなら歌だ。

幸いなことに、前もって買っておいたボーカルサンプル集も手元にいくつかある。

というわけで、ボーカルサンプルを選んでヘビヘビ〜のトラックに貼り付けていく。

結果、英語の女性ボーカル曲ができてきた。

その英語の歌を訳すと以下のようになる。

「伸び上がれ、そして太陽を掴み取れ! そして下がれ! さあもう一回! 伸び上がれ、そして太陽を掴み取れ!」

イメージとしては蛇が天へと伸び上がり、太陽へとその鎌首を伸ばし、そしてまた地面に降りては、また上に伸び上がり、遥か遠い太陽を目指すという感じの歌である。

蛇、太陽、そして上昇と下降、そんな歌詞に何か象徴的な深い意味合いが感じ取れる、そんな曲になりそうな気配があった。

だが歌詞を入れることで、この曲のタイトルでありテーマでもあるヘビヘビ感がなくなってしまった。

なぜならヘビとは爬虫類であり、そもそも非言語的な存在だからである。

というわけで私はせっかく作ったボーカルトラックを泣く泣く削除した。作業はすべて振り出しに戻った。

そんな試行錯誤を繰り返すこと数日、やっとのことで曲の正しい方向性が定まってきた。

外部サンプルは主に、パーカッション的な賑やかしに使うことにした。

自作のリズムトラックにプラスして、外部サンプルによるクラッシュや、クラップや、リバースシンバルなどを重ねていくことで、賑やか感や気持ちいい感が大幅に倍増した。

いい感じだ!

だが本記事の冒頭で紹介した曲「ヘビヘビワンダーナイト」が、最終的に「ヘビヘビワンダーランド」という曲に生まれ変わって完成するまでには、まだまだいろんな作業が必要だった。

そのいろんな作業に関しては、また次の記事で書いていきたいと思います。今日はここまで。

とりあえず最後に「ヘビヘビワンダーランド」を下に貼っておきますので、ぜひお聴きください。

すでに聴いたことのある方も、せっかくなのでまた聴いてください。

そしてぜひ「いいね」を付けたり、フォローしたりしてください。

お願いします!

ヘビヘビワンダーランド製作記 その2

この曲↑の制作記録、その2です。その1はこちら

前回の記事では、Korg Gadgetを使って、さくっと曲のコアとなる部分を作ったところまで書きました。今回はそれをAbleton LiveというDAW上で編集する話です。

Korg Gadgetで作った曲を、Ableton Live上で編集・調整する

エクスポート/インポート

Korg Gadgetの「エクスポート」から「Ableton Liveプロジェクト」を選び、iCloudドライブにAbleton Liveプロジェクトファイルを書き出します。

そしてMacのAbleton Liveでそのファイルをオープン。

するとこんな画面になります。

これはセッションビューと言いまして、この画面はKorg Gadgetのソングセクション、ミキサーセクションと同様の並び方になっています。

これ↑と一緒ですね。

使い方もだいたい同じようなものなので、Korg Gadget ユーザーは、Ableton Liveのセッションビューをすぐ使えるはずです。

アレンジメント・ビューへ

Ableton Liveにはセッションビューの他に、もう一つ、アレンジメントビューというものがあります。

セッションビューでは曲の部品、クリップが縦に並んでいます。この画面では各トラックのクリップを自由に再生して、様々な組み合わせを試すことができる場所です。セッションビューは、ミュージシャンのセッションのように、自由に音を鳴らし、アイデアを生み出すための場です。

一方、アレンジメントビューではクリップを横に並べて、左から右へと時間の流れを持った曲として厳密に構成していく場所です。

Korg Gadgetでは縦並びのソングセクションがLiveにおけるアレンジメントビューと同様の意味合いを持っていて、そこで曲を完成させることができます。

また、Korg Gadgetからインポートした曲のデータは、最初、Ableton Liveのセッションビューに縦に並んでいます。

ですがLiveでは、セッションビューに縦に並んでいるクリップを、アレンジメントビューの方に並べ直さなければ、曲として完成させることはできません。

よって、Korg GadgetからAbleton Liveへと曲データをインポートした際には、セッションビューから、アレンジメントビューへと、クリップを並べ直す作業をする必要があります。

アレンジメントビューにクリップを並べる

セッションビューに縦に並んでいるクリップを、アレンジメントビューに横に並べるには二通りの方法があります。

1つ目の方法は、アレンジメント録音ボタンを押し、セッションビューのシーン再生ボタンを上から順に押していくことです。それによりセッションビューのシーンを上から下までアレンジメントビューに録音していくことができます。

2つ目の方法は、セッションビューのクリップをコピーして、アレンジメントビューにペーストし、手作業で並べていくことです。

どちらの方法でもいいので、アレンジメントビューにクリップを並べていきます。

するとこんな感じになります。

これで、Korg Gadget上と同様の曲の並びをアレンジメントビューに作ることができました。

ロケータを使い曲の構成を作る

ここで、アレンジメントビュー上で、曲の構成を少しアップデートします。

Korg Gadget上では、イントロ、ビルドアップ、ドロップという構成でしたが、ドロップの前に、ブレイクという盛り上がりポイントを入れたいと思います。

ブレイクというのは、曲が一番盛り上がる前に、ドラムの音などが消える場所のことです。一番盛り上がる前でキックを抜いて、盛り上がるシーンが始まると共にまたキックを入れることで、盛り上がりを演出できます。

曲の構成を決める際は、アレンジメントビューに、ロケータ、というものを打ち込んでいくとわかりやすいです。

イントロからビルドアップ、ビルドアップからブレイク、とシーンが移り変わる地点に、目印としてロケータを打ち込んでおくと、ここでシーンが変わるな、というのがわかりやすくなり、また曲も作りやすくなります。

打ち込んだロケータには名前を付けておくと、さらにわかりやすくなります。

こんな感じ↓です。

三角マークがロケータで、その横に、左からIntro、BuildUp1、BuildUp2、Break、Drop、Outroと名前を付けてみました。

この工程は私的に、作曲作業を効率化する大事なものです。

「曲のこの地点は、こういう機能を持った場所」と、前もって決めて名前を付けてしまうことで、無駄に悩むことが減り、メリハリのある曲が作りやすくなります。

オートメーションを書く

次に、この構成に合わせて、クリップの並びを適宜、調整し、さらにブレイクをオートメーションで作ります。

というのも、新しくドラムを打ち込んだりするのが面倒だったので、音量調整やエフェクトの調整だけで、なんとかブレイクっぽいものを作りたかったからです。

こんな感じのオートメーションを書いてみました。ドラムはブレイクが始まるとだんだん音量が下がり、ドロップ直前でまた大きくなります。アルペジオとベースは、ブレイクが始まるとどんどんリバーブが深くなっていき、ドロップでまたもとに戻ります。

メインメロディにエフェクトをかけて面白くする

次は、メインメロディをもう少し面白くするために、フィルターをかけてみます。

メインメロディのシンセ、Brusselに、Ableton Liveの標準機能であるAuto Filterというエフェクトをインサートします。これはLFOによってフィルターのかかる周波数を自動で動かすことができるエフェクトなので、蛇のウニョウニョ動く感じを出すために最適です。いい感じになるよう、各種パラメータをいじります。

さらに、オートメーションを使って、ドロップの途中でこのフィルターがかかるようにします。

そして、曲の最後がフェードインするようにオートメーションを書いたら、曲の完成!

人工知能まかせでミックス/マスタリング

次はサクッとミックス/マスタリング作業をします。といっても、ほぼすべてプラグイン任せです。

適当にフェーダーを調整した上で、全トラックにiZotope Neutronを挿します。そしてトラックアシスタント機能を使って、各トラックの音質を調整します。AIが勝手にコンプレッサー、EQなどいい具合に調整してくれます。

これでミキシングが完成しました。

次に、マスタートラックに、Ableton Live標準のAnalog Tape Channel Stripというデバイスを挿します。これによってアナログテープっぽい雰囲気を醸し出します。

その上で、マスタートラックにiZotope Ozoneを指し、マスターアシスタント機能を使って、全体の音質を調整します。これによってマスタリングも完了。

できたー! 完成! あとは曲を書き出すだけです。

これ(iPhoneのKorg Gadgetのみで作ったトラック)↓が

こう↓なりました!

少しは洗練されて、メリハリが付き、聴きやすくなったのではないかと思います。

さて、次回の記事では、まだアイデアスケッチに留まっているこの曲↑を、さらにアップデートして、ひとつの曲として成立させる作業を書きたいと思います。


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