なんとか前作、『This New World』から二週間で新作を公開できた。
以下、制作苦労話や曲の内容について記録しておく。
DAWが落ちる
本作は本来であれば先週の日曜に九割がた完成していた。
しかし途中でDAWが落ちデータがまるまる消えるという悲劇が生じた。
うろ覚えの記憶を再現して、なんとかもう一度、作り直したのが本作である。
セーブはこまめにしようと思った。たまにはバックアップもしようと思った。
レコードからサンプリング
私はDTMを初めてしばらく経ったころにレコードプレーヤーを買った。
これだ。
充電式で持ち運びができ音もいい。
今回、これを初めて作曲に使ってみた。
理由は下のDJ Step1氏のビデオを見て感化されたからである。
なんとかレコードプレイヤーをオーディオインターフェイスにつなぎ、おっかなびっくり手持ちのレコードをサンプリングし、そこからビートを作ってみた。
これが思ったより楽しく簡単な作業だった。Ableton Liveであれば本当にワンタッチでサンプルをバラバラにスライスして楽器化できる。
そのようにしてレコードからの音をいただくと、生々しい感じが曲に付与される。
たまにこっそりとまたレコードからのサンプリングを作曲に取り入れていきたい。
省力&スピード重視
今回はメインのビートを作ってからざっくりと構成を作り、そこにサンプルのセットをサクサクと当てはめていって超スピードで作った。
自分でシンセを鳴らして作った音は一つもない。
ほぼほぼサンプルセットの力を借りて作っている。
そんな作り方がいいか悪いかは知らないが、とにかく高速に曲が作れたことは確かだ。
何かもう一捻りというか過剰なものが必要ではと思うときもあったが、それを入れようとしてこだわると時間が爆発的に必要になってくる。
それよりも流れるようなスムーズなアウトプットのフローを生み出すことを重視していきたい。
というわけでこれからは一週間に一回程度、淡々と曲をアップしていきたいと思っている。
そのように一定のペースで曲をアウトプットしたほうがトータル的には上達スピードも早いはずだ。
毎回、五割くらいの力で作っては出していきたい。
本作はヘビヘビワンダーランドの関連作です
本作は、昔作った『ヘビヘビワンダーランド』という曲と同じサンプルをいくつか使っている。
そのため私の中ではこの二曲は関連作ということになった。
ストーリーとしては、本作、『Road to Wonderland』は、ヘビヘビワンダーランドへの旅路を表現した曲ということになる。
ですので、ぜひ本曲のあとに『ヘビヘビワンダーランド』を聴いてください。名曲です。
(アルバム化するときもこの順番で入れたい)