Ableton Liveでギター・ベース練習を効率よく行う方法

Ableton LiveというDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション。音楽を作るための総合アプリ)が好きだ!

Ableton Liveの良いところ

  • 時代を遥かに先取りしていたフラットデザインのUI
    • 最初のバージョンのAbleton Liveが登場したのは2001年で、私も2000年代前半には何かのバンドルでLiveをゲットしていた。その当時から、この格好よく研ぎ澄まされたミニマルなフラットデザインのUIが採用されていたように思う。
    • 内蔵されている各種のエフェクトやインストゥルメントも、同様のそっけないデザインなのだが、それが逆にいつまでも古びない時代を超えた良さを醸し出している。
  • 整理、カスタマイズのしやすさ
    • DAWでは大量のプラグインやサンプルを扱うため、それらの整理しやすさや、再利用性の高さは生産性に直結する。
    • LiveではもともとDrum RackやInstrument Rackといった、プラグインやサンプルを自分用にカスタマイズして保存し、再利用するための仕組みがありその点に関しては定評があった。
    • さらに最新のバージョンの10からは、プラグインやサンプルを管理するブラウザが大きく進化し、より自分好みの作業環境を整備しやすくなった。

というわけで私も最近、Liveのブラウザを利用して、ギターやベース練習しやすい環境を自分なりに構築している。やり方はこんな感じ↓

Ableton Liveでのギター練習環境の作り方

  1. ギター用のオーディオトラックと、ドラム用のMIDIトラックを立ち上げ、各種プラグインをセットする。ギター用のトラックには好きなアンプシミュレータやチューナーなどを入れる。(私はBIAS AMPを入れてます)ドラム用のトラックには、好きなドラム音源を入れる。軽く使いやすいLive付属のものが良さそう。
  2. ギターとドラムのトラックをグループにまとめる。
  3. ドラムに練習しやすいパターンを打ち込み、それに合わせてギター練習する。練習の最後でその日の演奏を録音し、クリップに日付を入れておく。
    • なぜ練習を録音するかというと、自分の演奏を聴くことで脳にフィードバックが働き、上達が加速するからです。
  4. 左のブラウザの下の方にあるユーザーライブラリに「ギター練習」というフォルダを作り、そこにギターとドラムのグループトラックをドラッグして保存する。(最終的にはこのグループトラックをコレクションに登録したいわけだが、そのためにはまずユーザーライブラリに保存する必要がある)
  5. ユーザーライブラリの「ギター練習」フォルダを選択した状態で数字の1から7の好きなキーを押し、左上にある「コレクション」にそのフォルダを登録する。
    • 私は7を押して、7つ目のコレクションに登録してある。
  6. 練習をするたびにコレクションから練習用トラックを開き、練習を終えるたびにトラックをユーザーライブラリに保存するようにして、これを運用する。

このようにしてギター練習用のトラックをコレクションに登録することで、かなり練習が楽にスムーズになる。

コレクションは、Liveの中にあるあらゆるものを登録できるブックマークのような機能である。登録先のコレクションは最大で7つ作ることができ、それぞれに名前をつけることができる。

ちなみに私は現在、7つのコレクションにそれぞれ「お気に入り」「Rack&Effect」「Synth/Key/Guiter」「Drum」「Vocal」「Bass」「Practice」という名前をつけている。

そして、7つ目のコレクションである「Practce」に、ギターやベースの練習に使うトラックを登録しているというわけである。

練習用トラックをコレクションに登録する利点

練習用トラックを、練習用プロジェクトに保存し、練習をするたびにそれを開くという方法もあるが、それだと一々、今手がけているプロジェクトから切り替えなければならない。練習と製作は同時進行で進めることになるわけなので、一々、プロジェクトを切り替えたくない。

その点、練習に必要なトラックをコレクションに登録しておけば、どんなプロジェクトを開いているときでも一瞬で練習用トラックを今のプロジェクトに貼り付けることができる。また、練習が終わったらユーザーライブラリにすっと録音したものを保存できる。

というわけで、「練習用トラックをユーザーライブラリに保存し、さらにコレクションに登録する」というやり方で、かなり効率よくギター・ベース練習ができるようになりました。

ちょっと前までは別のDAW(Studio One)を別に立ち上げておいて、練習はそっちでやろうとしていたのですが、やっぱり練習も製作もどっちも好きで慣れてるLiveでやりたい! というわけで、こんなやり方を開発してみました。

ちなみに……いまやってるギター練習の内容

  • 指の運動
  • アルペジオ練習
  • Cスケールを5弦3フレットと6弦8フレットから弾く練習
  • カノンコードを弾き、それを録音する。

こんなのを一日5〜10分ぐらいやってます。

ベース練習の内容

  • 「ベース・ライン作りをイチから学べる111のアイデアとテクニック」という本を打ち込む。
    • わかりやすくていい本です!
  • 打ち込んだ内容をベースで実際に弾いてみて、それを録音する。

こんなのを一日5〜10分くらいやってます。

他には……

ギター・ベース練習以外の他の教則本の打ち込みも同様のやりかたでやっています。

今、打ち込んでるのは「DAWで学ぶリズム打ち込み入門」と「クラブ・ミュージックのための今すぐ使えるコード進行+ベース&メロディ」の二冊です。

(ちなみに、この二冊に書いてあるリズムとメロディを使って作った曲が「Little Candy」です)

実際に打ち込んでみることで、音楽的な感覚が自分の中に身につくはずなので、少しずつDAWにポチポチ打ち込んでいます。

打ち込んだリズムやメロディのクリップは、自分用のサンプルライブラリとして活用できるので、無駄になりません。

というわけで……

Ableton Liveの機能を使うことで、音楽制作と日常の練習環境を両立させることができました。これからもバリバリLiveを使って音楽ライフを楽しんでいきます!

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