新曲完成!『Ascending』/夏休みを終えて

夏休みを超えて作業し、やっと完成した曲です。

主な使用シンセ、プラグイン、サンプル紹介

  • Captain Plugin(コード、ベース、メロディ打ち込み補助プラグイン)
  • iZotopeのStutter Edit(スタッター効果を簡単に生み出せるBT監修のプラグイン)
  • Ascension(トランスっぽい音が出るシンセ。音は好きなのだが、かなり重い)
  • SynthMaster One(安く使いやすいシンセ。私の環境ではたまにバグり、プリセット変更時、まれに爆音を発する)
  • Korg GadgetのMiamiとPhoenix(何かと使いたくなるKorg Gadget。Phoenixは私の最多使用プラグインになっています)
  • Function LoopsのPsytrance Studio Tools(サイトランスのためのサンプルパック)とEthnic Female Voice(ああああーという女性の声など)と、その他いろいろサンプルパック。

こうしてみると、いろいろ使ったなー。

こうやってプラグインを使いまくってオタク心を満たすことが作曲のひとつの目的です。ああー心が満ち足りた。

でも使えたプラグインがあれば、その影に使えなかった機材あり。

実はこの曲、以前買ったアナログシンセを使うために作り始めた曲なんです。でも、何をどうしても私はアナログシンセをうまく使いこなすことができず、、、最終的にはアナログシンセには場を開けてもらい、完全デジタル環境で作りました。

Captain Plugin いいですよ

ところで本作では前作Eternal Vital Flowに続き、Captain Pluginというコード打ち込み補助プラグインを使っているのですが、せっかくなので自分では使いそうもないスケールと、思いつきそうもないコード進行を打ち込んでみました。あまり耳慣れない感じですが、新鮮な響きになったと思います。このプラグイン、かなり便利なのでこれからも使っていきたいです。(最新Verではメロディ打ち込み補助機能もかなり使えるようになってきました)

トラック増えすぎ、CPUヤバい問題

それにしてもなんだか最近、Ableton Liveの操作に慣れて来たためか、やたらトラック数が増えてくんですが、CPU使用量がヤバいです。その都度、バウンスしてなんとかしてるんですが、だんだんわけがわからなくなって、自分が何をやってんだかわかんなくなるときがあります。

次はトラックの色分け機能などを駆使して、綺麗にDAWを整理しながらトラックメイキングしていきたいと思います。いい曲を作るには整理整頓が大事らしい!

だが最終的な解決は新しいMacを買うことではないか。

それとも逆にトラック数を制限することか。

そう言えば二年ほど前、DTMを本格的に始めて最初に作った曲『Sawayaka Summer』はお試し版のKorg Gadget for Macで4トラックで作った。

確か、コード兼メロディ用にPhoenix、アルペジオにCheingmai、ベース用にDublin、そしてドラムにLondon。

こんぐらいトラックが少ないと、ミックスがどうとかマスタリングがどうとか悩む余地もない。

もう一度初心に戻り4トラックしばりで作ってみるなどしてみるとかいいかもしれない。

 

夏休みを終えて

そう言えばもう8月も後半。

今年の夏は北海道でかつてない密度で遊びました。小学生の夏休みのときもこんなに遊んでないぞというレベルです。

海に行き、絵を描き、釣りをし、甥と作曲し、ギターを引き、人狼をやり、カタンをやり、小中の同級生に会い、同級生の友人が持つ隠れ家的スタジオに遊びに行き、、、その他いろいろ楽しいアクティビティをしつつ、その合間になんと小説も書きました。

もとの計画では実家のPCで書くつもりでしたが、なぜかPCの調子が悪く、原稿用紙で書きました。手で書くのはなかなか新鮮で楽しめました。

次回の帰省時は小説執筆に加えて、ブログ執筆もやっていきたいと思います。そんで、できるだけ川崎にいるときと、北海道にいるときの自分をシームレスにつなげていきたいと思います。

それにしても、北海道から川崎に戻ってきてもうしばらく経つというのに、まだ夏休み気分が抜けません。頭がぼーっとしてます。ぼーっとしてる状態でもまあまあ仕事はできているので、このまま冬休みまで夏休み気分を維持してゆきたいと思います。そう俺は永遠の夏休みだ! 川崎も北海道だ!

関連アイテム

夏。習慣の乱れ。Scrivenerへの執着。

このまえ、クリエイティブ瞑想講座なるセミナーをホリスティック・スペース=アクエリアス様で行わせていただきました。

と同時に長編小説をまあまあいい分量まで書いて直して、担当編集者様に送りました。

それが先月末のことで、セミナーと小説というダブルの仕事の山を無事、乗り越えた私は、気が緩みました。

で、その後、一週間近く昼夜逆転生活をして、ほぼほぼひきこもってました。

ブログも書かず。。。

まあ小説の続きはそれなりのペースで書き続けており、音楽もまあ作ってるといえば作ってます。新曲は七割ぐらいできました。あとはメロディを考えて、ブレイクを作って、サビを作って、全体をブラッシュアップすれば完成です。

振り返って考えてみると、意外にちゃんと前向きな活動をしている。しかし生活はかなり乱れてます。昼夜逆転し、いろいろためになるだろうと思って続けようとしていた習慣もグチャグチャになっています。

ということでまた生活をきちんとしていきたいと思います。ブログも更新したいものです。

とか思ってるうちに明後日9日には夏休みで実家に帰ります。

実家に帰ってしまえばもはや小説も書けずブログも書けず、毎日、遊んで暮らすということになります。

これはどうなんでしょうね。

日常と非日常、川崎と北海道という壁によって分離されているその両者を、もうちょっと滑らかに融合できないものか。

たとえば実家で小説を書く、というような。

たとえば実家でもブログを更新してみる、というような。

ただ実家に帰るともう小説なんて書いてる気分じゃなくなるんですよね。私にとって小説とは孤独の中でギリギリと歯を食いしばりながら生み出すようなアレなんでね。

でも、もう令和だし。そういうのは古いかもしれない!

実家でお盆休みでバケーションしながら、さらさらと余裕を持ってクールに創作活動するのが現代のスタイルかもしれない。

とりあえず一日、1200字くらい朝に書いてみるのはどうか。

それでいいんじゃない。

一度、長期間休みにしちゃうとペースが乱れそうだしね。

よし。

今年はちょっと実家で小説執筆に挑戦してみるか!

ただそうなってくると、どんなアプリで書けばいいか謎です。

今、私はOSXのScrivenerというアプリで小説書いてます。

これはですね、まあ超素晴らしいアプリで、私の最新長編『ライト・ノベル』などはかなりこのアプリの機能を駆使して書かれてます。

Scrivener、複雑な長編を書くのには無くてはならないアプリです!

なんで、実家で小説を書くとしたらやはりこのScrivenerで書きたいわけですが、今、私が使ってるMacBookは十年以上前のめっちゃ古くて重たいマシンなので、こんなものをわざわざ持って新幹線に乗って北海道に帰りたくない。

パソコンは実家にあるWindowsマシンを使いたい。

だがそうなるとWindow用Scrivenerを新たに買わなきゃいけない。

Do I need different licences for each platform?

Yes. Each licence we sell covers only one platform. So if you buy Scrivener for macOS, for instance, you will not be able to use the macOS licence to unlock the Windows version. Offering single-platform licences allows us to keep prices as low as possible for users who do not need to run Scrivener on more than one operating system.

(WinとMacそれぞれ別のライセンスが必要ですか?

はい。Mac用ライセンスを持ってても、Win版をアンロックすることはできません)

ScrivenerオフィシャルサイトのFAQより。

だよねー。Win用とOSX用は別のライセンスが必要になるそうです。Win版Scrivenerライセンスは5300円か。。。あかん。数日しか使わないWin版を買うわけにはいかない!

というわけでScrivener以外の何かで小説を書かねばならないということになります。

昔使ってたWin用エディタを使ってみる、というのはどうか。

例えばQXエディタなど。

これは私が初期三作品を書くのに使ったエディタです。

滝本竜彦初期三作品

これは相当、使いやすいエディタでカスタマイズ性も高くナイスなエディタでした。縦書きもできるし、小説の本の体裁に合わせたフォーマットにして書いたりして、かなり小説専用に追い込んでカスタマイズできます。

ちなみになんと今、QXエディタ開発者様のホームページを見たら、New QXなる新たなエディタが配布されていました。おそらくWindows環境で小説書きまくりたいという方にはおすすめのエディタなはず。

あとは、候補としてはあれか、普通にGoogle ドキュメントか。

これはアプリをインストールする手間がないし、Macとも手軽に文書の同期ができるという利点があります。書いた文字数も出るらしいので、実用上これで問題ないはず。縦書きはできないものの、そもそも私は現在、縦書きで書くのをやめて横書きで慣れちゃってますのでそれも問題なしです。

とりあえず実家に出発前に、ScrivenerからGoogleドキュメントに小説をコピペしておこうと思います。

でもやっぱりScrivenerが使いたーい。アイデアのメモとかをひとつのファイルにメモできたり、小説の構成を自由に組み上げたりできるから凄い便利なんだよなー。


関連アイテム