小説の書き方 mini TIPS その4『求める結果をイメージする』

今回のTIPSが、これまで紹介したものの中で一番、大事なことかもしれない。

それが『求める結果をイメージする』ということ。

前回、紹介した『イメージする』というTIPSは、あくまで小説の内容をイメージする、ということだった。

今回イメージするのは、小説ではなくて、自分が自分の人生の中に求める結果、つまり、『いつか将来、こんなことが自分の人生の中に実際に生じたらいいな』という願望のイメージである。

そのような意味での『求める結果のイメージ』として、考えられる例としては以下のようなものがある。

  • 作品を気持ちよく書いているところ
  • 作品を見事に書き終えたところ
  • 作品が多くの人々に読まれているところ
  • 作品が社会に受け入れられ評価されているところ
  • 作品が素晴らしく売れているところ

これらの自分にとって気持ちいいイメージを、小説の内容をイメージするときと同様の方法で、五感と感情を使ってリアルに想像する、というのが今回紹介するTIPSである。

このTIPSを生活の中でちょこちょこと実行していくことで、求める結果を、実際に、自分の人生の中に現実化することが容易になっていく。

私の体験談

私がまだ大学生だったころ、大学に行かず、夜遅くまで自宅でパソコンゲームをし、インターネットをするという生活を送っていた。

その生活を送りながら私は、上で書いたようなイメージを想像することをモヤモヤと楽しんでいた。

気持よく、自分の気合いと共に作品が出力されてゆき、理想的な、いや、想像をはるかに超えた素晴らしい作品が完成し、それが世界中の大勢の人々に読まれ、人々はそれを大いに楽しみ、喜び、それによって私は社会的に先生と呼ばれ、ときにはチヤホヤされ、働かずしてお金も受け取ることができる、というイメージを毎日、想像して暮らしていた。

これは私にとってものすごく都合がいい想像なので、それを想像することそれ自体が気持ちよく心躍る体験だった。私はそのイメージを観ることを習慣的に楽しんだ。

そのイメージを観るたび、その想像の気持ちよさによって脳内麻薬が出るのが感じられた。あるいは、何かしらの精神的エネルギーが、その想像によって心と体にチャージされていくのが感じられた。

そのような、気持ちいい想像によって生み出された脳内麻薬と精神エネルギーが、やがて私を自然に執筆作業へと向かわせた。

まあ執筆の中でそれなりの努力はするわけだが、その努力のためのエネルギーが、この、自分にとって都合のいい、気持ちのいい空想によって生み出されたということである。

つまりこのような、自分にとって都合のいい、気持ちいい空想とは、無償でエネルギーを汲み上げることができる井戸、あるいは心の中のオアシスのようなものなのである。

そのような枯れないオアシスから豊かに新鮮な水を汲み上げることで、作品を書き上げ、夢を実現するための精神エネルギーを大量に、無限に得ることができる。そのための具体的な方法が『求める結果をイメージする』ということである。

求める結果が、本当に自分の心の求めるものであれば、それを想像したときワクワク感と喜びと陶酔が心の中に広がる。その精神エネルギーを使って、地道な作業を前に進めていくことができる。

小説の書きたいシーンを心の中で自由にイメージしたように、自分の人生の中に生じさせたいシーンを心の中で自由に組み上げ、イメージしよう。そしてその空想を少しずつ、豊かに、リアルなものへと増幅させていこう。そして、それを観ることを、日々、うっとりと楽しもう。そうすれば、その空想が現実となる場所へと一歩一歩、歩いていく力が湧いてくる。そして実際に、そこへと歩いて行くことができる。


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