作曲と自己啓発/エッチな絵と挫折の記憶

前に試用していい感じだったのでADSRというサンプル・プラグイン・ビデオセミナー販売サイトの作曲ビデオセミナーコースにサブスク登録してみた。

前にちら見した『作曲で犯しがちな15のミス』というビデオコースが面白そうだったので続きを見てみたら参考になることがいろいろ話されていた。

大音量で作曲するのは耳の健康のために良くないのでやめるべし。

とか、ステレオワイドを広げすぎてはあかん。

などなど実用的な話がいろいろ語られていた。

その一方で、作曲活動全般に対する自己啓発的、心構え的な話も多くされていた。

以下、感銘を受けたところを思い出して、自分なりにまとめてみます。

非現実的な期待をやめる

作曲を始めたときは赤ちゃんみたいなもの。赤ちゃんがいきなり、どえらい重いバーベルを持ち上げることはできない。少しずつ成長して、筋肉をつけて、それによってだんだん重いものを持てるようになる。

それなのに多くの人が、いきなり凄い傑作を作ろうとする。だが作曲のための筋肉がないのにそんなもの作れるわけもなく、それによってストレスを感じ、多くの人は作曲をやめてしまう。

いきなり凄いことをしようとする非現実的な期待を捨てれば、そんなストレスを抱えることはなくなる。物事を適切なペースで学習し、適切なペースで前進すべし。

完璧主義をやめる

完璧主義も『非現実的な期待』と同様のストレスを生む。これによってスムーズな作曲活動とそれによる成長が難しくなる。不完全な自分を受け入れるべし。そして少しずつ、一歩一歩、進歩している自分を認めるべし。

なんでも完璧にやろうとすることをやめよ。

あなた自身であれ

今すぐプロみたいな音を出そうとすることをやめよ。今のあなたができることをすべし。

ゴールは継続的に進歩すること

今すぐ凄くなることがゴールなのではない。継続的に、成長し、進歩すること。そのような進歩の日々を継続すること、それ自体がゴールなのだ。

目的を持って作業すること

今作っている音楽で何を表現したいのか、また音楽を作る活動によって人々に何を与えたいのか、常に目的を意識すること。

目的が無くば、膨大な選択肢の中で道に迷うことになる。だが目的があれば、どんな音を選べばいいかも明確になるし、日々、どんな活動をすればいいのかもわかる。


なるほどね。いいこと言っています。

ただ『あなた自身であれ』というアドバイスと同時に、『どんなリスナーに向けて曲を作るのか考えるべし』『いい音の趣味を持つべし』というアドバイスもありました。

あなた自身であれ、といっても、ただノリに従って適当にやれということではないみたいですね。

ちなみに「いい音の趣味を持つとは、自分のリスナーの視点から、自分の曲に何が期待されているのかに気づくこと」だそうです。

自分自身でありながら、リスナーのことも同時に考えるといいんでしょうね。


上のビデオは英語ですが、日本語で読める自己啓発系音楽書はこちら。この本にもいろいろいいことが書いてあります。


ところで話は変わります。

本日、iPhoneでダラダラとTwitterを見ていたら、『エロ絵を一年描き続けてきた結果を淡々と貼る』クリック注意!成年向けコンテンツあり)という5chまとめに行き着いた。

そのスレッドでは、絵かき初心者の方が、エッチな漫画家を目指して、エッチな絵をひたすら描き続けたものが時系列順にアップロードされていた。

なんだか、凄くいいスレッドだった。

物事を上達することの喜びに溢れているスレッドで、見ていて胸がときめいた。

上の、ADSRのセミナーで言われていたのと同様のことが、絵描きという領域で実践されているのを感じた。自分にできるところから少しずつ進歩する、というプロセスがまさに実践されていた。

物事がうまくなるためには、音楽でも絵でも、同じ心構えが必要なんだなと感じた。

また、後半の絵は凄い魅力的で、思わず性的に興奮しつつ、私もこんなエッチな絵が描きたいという強い思いが自分の中に生じたことに気づいた。

そして私は、自分自身の大学時代のことを思い出した。。。

以下、前世紀の話

大学時代、私は憧れの作曲家、小室哲哉氏のようになろうとして、MIDIキーボードとソフトを揃えた。

だが一曲作ってやめてしまった。自分が求めるカッコいい曲を作れなかったからだ。私に作れたのはしょぼい音の、素人っぽくて短い作品だけ。「才能がない」と諦めて私はパソコンデスク上のMIDIキーボードを除けた。

また同時期、私は憧れの漫画家、山本直樹氏のようになろうとしてフォトショップとタブレットを揃えた。

だが描きたい舞台である『学校』『教室』が描けなくてやめた。だが女の子の立ち絵だけでも描ければPCゲームが作れると思い、女の子の絵を描いてみた。思い出すと胸が苦しくなるような出来の絵が描き上がった。私はパソコンデスク上からタブレットを除けた。

いや、そう言えば、自サイトのトップページに自作の絵を載せていたことがある!(今思い出した)

また冒頭、開始5分程度のところまで作った自作PCゲーム用の美少女立ち絵CGを数枚描いたことを思い出した。

しかも当初はその絵を凄く気に入っていた。はっきり言って上手くはないが、なんだか魅力ある絵だなーと思っていた。

だが練習がめんどくさくなって、十枚も絵を描かないうちにやめてしまった。プロレベルになるための膨大な練習量を思うと、とても続けていられないと思った。やめたあとで「俺には絵の才能がない」と思い込んだ。

しかしだ。

その時から今、このときまで、一日三十分でも音楽関係の作業をして、一日三十分でも絵描きの作業をしていたら、俺はいまごろ、凄いことになっていただろう。

俺に必要だったのは才能などではない。

俺に必要なのは『完璧主義を捨てること』であり『いきなり凄くなろうとする非現実的な期待を捨てること』だったのである。そして一歩一歩の進歩を、目的に向かって少しずつ積み重ねていくことだったのである。

その進歩の積み重ねの中で感じる成長の喜びこそが幸せの正体である。

今になって俺はそう思う。

あとあれだ。

もっかい絵を描きたくなってきた。成年コミックを描いてデビューしたい。


関連アイテム

小さな習慣の積み重ねによって大きな結果を出す方法が描かれています。

やっぱ絵を描くならWACOMのタブレット。買っちゃおうかなー。

 

新曲完成!『Eternal Vital Flow』

古代から連綿と続く生命の進化するエネルギーを表現した曲です。

夜の街を歩いているときにふと感じられるような静かな興奮、精神を深く賦活する時間を超えた陶酔が、トランスの形式によって力強く表現されています。


作曲メモ

ここ最近やたら買っていた新しいプラグインを使うことを目的として作曲した。以下は新しく導入したプラグインについてのメモである。

Captain Plugin

コード進行を作るためのプラグイン。コード進行をリストから選ぶと、それに合わせてメロディ、ベースまで自動で作ってくれる。この曲の基盤はこのプラグインで作った。

今回の作曲では今まで使ったことのなかったマイナー・スケールを使ってみたが、このプラグインのおかげで何の苦もなく使うことができた。

Aメロではコードに9thを入れて大人っぽい雰囲気を醸し出そうとしているが、そういった細かいコードのカスタマイズも簡単にこのプラグインで行える。

セールを行っていないため定価購入したわけだが、買ってよかったと心から思えるプラグインである。これからもガンガン使っていきたい。

ちなみに音源としての機能もあり、今風のクールな音が多数揃っている。今回の曲にもいくつか本プラグインの音をそのまま使用している。

Ascension

トランス向けの音が多数入っているシンセサイザー。結構前に購入したのだが、今回、初めてこのシンセで作曲することができた。

非常に派手なトランシーな音が揃っている、というよりもトランス専門音源のようにすら感じられるシンセ。やたらめったらインパクトの強い主張の強い音が鳴る。

今回の曲ではサビのリフを担当している。

私のパソコン(十年以上前のiMac)ではかなり重たいプラグインである。ひとつトラックに立ち上げるごとにCPU使用率を20パーセント近く奪っていく。

作業を少し進めるごとにmidiをオーディオ化していくことで、なんとか最後までやり遂げることができた。このmidiをその都度オーディオ化するという手法は、実はDAWの使い方としては基本的なもののようだが、今回の作曲で初めてそれを大々的に取り入れることができた。

この手法は一回一回、オーディオ化の手間がかかってめんどくさいものであるが、利点もある。

以前、Ableton Liveのユーザーグループのイベントで聞いた話だが、「midiをオーディオ化すると、データが音として固定化され、それによって作曲作業を後戻りさせることなく前に進めていくことができるようになる」という利点があるそうである。

確かに一度、midiデータをオーディオ化してしまうと、もうめんどくさくてmidiのデータを修正しようとする気にはならなくなる。オーディオの切り貼りで何とかしようという気持ちが芽生える。

こういった気持ちはエレクトロニック・ミュージックの制作には美点となるように思う。

エレクトロニック・ミュージックの基本はサンプリングと切り貼りのはずだ。

midiデータを録音するとはサンプリングによって音ネタを自家製するということだ。midiデータの段階では、まだそれと自分が一体に繋がっている感じがする。だがそれを録音してwavとすることで、自分とその音の間に距離が生まれ、その音ネタを客観的に、ただの素材として使えるようになる気がする。

この、自らの内から生まれたものを客観視し、素材として使えるようにするという意識の持ちようは、デュオニソス的な陶酔を生み出すために、アポロン的な客観的な手法によって素材を美学的に構築すべしという、ニーチェのに書かれたテーマを思い起こさせる。

悲劇の誕生はトランシーなものを創作しようとするとき、たくさんの示唆を与えてくれる実用的良書である。

その他いろいろ

ドラム関係はすべてFunction loopsのフリーサンプルパック『Summer 2019』のサンプルを使用した。サンプルパックを使うと手軽に今風の雰囲気を作品に込められるように思う。

そう言えば、リズムトラックをすべてサンプルでまかなうという手法は今回、初めて試したものである。WAVを切り貼りしてリズムを作るのって、すごく楽で楽しいかも。

今後の目標

昨日、私は「すごいパフェを食べる会」に出席した。その場ですごいパフェを食べながら、とある有名企業で広告や販売を担当されている方とお話した。その際、商品を売るにはターゲットを絞ることが重要であるという話を伺った。

私の作曲活動もそろそろターゲットを絞っていくことが必要なのかもしれない。といっても今はまだ何を作っても楽しい時期ではあるし、いろんなジャンルを作ってみたいのだが。次はちょっとブルース的なメロディを持った奴を作ってみたい気がする。

だがもしターゲットやジャンルを絞るとしたらトランスではないだろうか。私が一番好きな音楽ジャンルだしね。今まで作った奴もトランスっぽい曲が多かった。今まで書いてきたどの物語にもトランスの形式による盛り上がりパターンが常に意識的に取り入れられている。

ということで、そのときそのとき作りたい音楽を作りつつも、トランスをメインに意識しつつ作曲していくという感じでやっていきたい。で、できれば月二曲は作りたいものだ。

しかし作曲に没頭すると、時間の感覚がおかしくなり昼も夜も無くなってしまい生活がそれだけになってしまうことがママある。今回も作曲が一番ノッているときは作業から離れられなくなってしまい、徹夜して昼夜逆転してしまった。

作曲に没頭しつつも他の仕事のペースも崩さず、安定した生活を調和を持って続けられるようになることが今後の課題か。私としては創作活動なる作業はその中でどれだけトリップしてトランス状態になれるかが勝負の決め手ではないかなどという意識があるのだが、それはもしかしたら昭和的な古い考えなのかもしれない。これからの時代は創作行為に没頭した精神変容状態を普通のものとして、それを日常と調和させて生きていく時代なのかもしれない。きっとそうだ。

最先端のノート術『バレット・ジャーナル』

最近の記事で、朝五時に起きて瞑想をする『モーニング・メソッド』や、金持ち精神を養って億万長者になろうという『』なる本を紹介した。

これらの本を読んだのは、そもそもこの『バレット・ジャーナル』という本を買ったためである。

バレット・ジャーナルの帯に『モーニング・メソッド』の著者が推薦文を寄せており、それを見て私はモーニング・メソッドを買った。

また『モーニング・メソッド』の中で推薦図書として『ミリオネア・マインド』の名が上がっていたので、私はミリオネア・マインドを買った。

そのわらしべ長者のような連鎖の始まりは、駅前の書店で買ったこのバレット・ジャールなる本である。

バレット・ジャーナルとは

バレット・ジャーナルはライフハック系・GTD系の本で、その系譜に連なるたぐいの本である。

私はライフハック/GTDは昔から好きで、GTDの本が翻訳された際、すぐに買って実践した経験がある。GTDとは、Get Things Doneを略した仕事術である。心の中にある気がかりなことをすべて可視化し、心をクリアに保つ、そのためのシステムを持つことが主眼に置かれている。またGTDの考えは、現在のいわゆるライフハック的な思想の基礎となっている。

バレット・ジャーナルはこの系譜の本である。それはバレット・ジャーナルの帯にGTDの創始者、デビッド・アレンの推薦文があることからも明らかである。

実際、バレット・ジャーナルはその思想・内容的にGTDと大きな共通点がある。

というわけでライフハック/GTD好きの方にはバレット・ジャーナルをぜひおすすめしたい。

私は実は、GTDを何をどうしても生活の中に定着させることができなかった。様々なツールを試したが、どうしても私の生活とGTDのシステムの間にはうまく調和しない不具合があった。

だがバレット・ジャーナルは今のところ、うまく私の生活の中で機能している。

バレット・ジャーナルとモーニング・ページ

『』という本がある。何らかの要因で弱った創作能力を復活させ、それを強く大きく開花させるための本だ。そこに書かれているモーニング・ページという強力なワークがある。朝、目が覚めた直後に、心の中にあるさまざまな考え事をフリースタイルでノートに書き出していくというものだ。

かつて私はこれをやって創作力を回復させたという経験がある。

バレット・ジャーナルはこのモーニング・ページにも対応している。自然に、機能的にモーニング・ページをバレット・ジャーナルのシステムに組み込むことができる。

バレット・ジャーナルとモーニング・メソッド

また、バレット・ジャーナルは『モーニング・メソッド』とも親和性がある。

モーニング・メソッドとは、朝早起きし、一時間を使って瞑想、アファメーション、イメージング、運動、リーディング、ライティングという6つのワークを行うものだ。

このモーニング・メソッドの最後の段であるライティングを、バレット・ジャーナルを書く時間に当てることができる。

そしてその中で、今日一日のタスクを考えたり、今週、今月、今年のプロジェクトについて見通しを立てたりすると、意識を上向きにキープした、フローが朝から晩まで自然に保たれる一日を過ごしやすくなる。

というわけで、バレット・ジャーナル、かなりおすすめの一冊です。特に、モーニング・メソッドや、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』に書かれているワークと併用することで大きなシナジー効果があるように感じます。

「俺、貯金するよ」貯金生活宣言!

この前の記事で『ミリオネア・マインド』という本について書いた。

この本を読んで感化された私は、ミリオネア、すなわち億万長者を目指すことにした。総資産一億円を作ることが当面の目標だ。

で、資産を増やすには以下の4つの項目をバランスよく高めていく必要があるとのことだ。

  • 所得
  • 節約
  • 貯蓄
  • 投資

所得には「不労所得」と「勤労所得」の二つがある。どちらもお金持ちになるための基本リソースである。

これらを節約して、貯蓄することで、投資に回すことができるようになる。

通常、お金持ちになろうとするとき、所得を増やすことや、投資によってお金を得ることを意識しがちであるが、この私に関して言えば、ずっとむかしから節約の部分がボトルネックになっていると感じる。

私は昔から、堅実さや計画性、倹約、節約といったものに対して、どこか憎しみのような感情を心の底で抱いているフシがあった。「節約とか、そんなことよりよー、バーっと一気に上り詰めることの方が大事だろー、人間、一瞬の突破力が大事なんだよ!」みたいな思いがあった。

だが今は、真に大きな結果を出すにはコツコツコツコツやることが大事だ、という気がしてきている。また最近では、コツコツコツコツ何かを貯めていくことの中にも深い面白さを見いだせる気がしている。

というわけで令和元年、私もそろそろ節約に関して意識レベルを高め、実際に節約する能力を高めていきたい。

というわけで書店に行ってそのための本を買ってきました。

年収二百万からの貯金生活宣言

本の中では、使ったお金を三つに分けるというアイデアが紹介されていたので以下、簡単に説明。

使ったお金を三つに分ける

自分がどのようにお金を使っているかをチェックするため、お金の用途を以下の三つに分ける。

  • 消費
  • 浪費
  • 投資

消費は生活をするにあたり絶対に使わなければいけないお金である。家賃、食費、光熱費などなど。

浪費は、贅沢品や無駄遣いなど、使わなくてもよかった、あるいは使わない方が良かったお金である。ソシャゲ課金、お菓子、レッドブル、酒、無駄な飲み会代などなど。

投資は自分の収入や将来の可能性を増やすために使ったお金である。セミナー代、各種本代、各種教材代、有意義な交際費などなど。

何が浪費で、何が投資かは状況と人によって変化するはずだが、それは自分に正直になれば自ずとわかるはずだ。

で、浪費をできるだけ減らし、投資を増やすために、90日かけて家計簿をつけていく。

その家計簿の付け方も、従来の無味乾燥なものではなく、より自分の人間性全体をアップデートするような感じの家計簿の付け方が本書では紹介されている。

この本を実践して、節約力、貯蓄力を高めていきたい。そんでゆくゆくは投資などやってみたいが、まずは堅実な節約力を身につけることが先だろう。

スタバではコーヒーのみ!

スロークッカーで食生活をグレードアップ!

スロークッカーを買った。

スロークッカーとは

スロークッカーとは、じわじわゆっくりと食材を温める保温調理機能を持った調理器具だ。

スープや煮物を作るのに使う。

ものすごくスローに、ゆっくりと、沸騰させずに温めるので、同じスープでも鍋で作ったものとは味わいが違う。長時間、煮込まれることにより生まれるあったかスープ感と、沸騰させないことによる食材本来の旨さが同居している味である。

おそらく栄養もどちらかといえば鍋で沸騰させて作るよりも保たれるのではないかな、と思う。

そういった味、栄養、といったメリット以上に大きなメリットとしてあるのが、「とりあえず食材を切って水と一緒にスロークッカーに入れて、スイッチを入れるだけで調理完了!」という点だ。

健康に良く美味しい料理を簡単調理可能

鍋でスープを作るときのようにいちいち、火の前で鍋を見張っている必要はない。

調味料も材料も水も一気にスロークッカーに入れて蓋をしてスイッチをいれるだけ。あとは放っておけばいつの間にか美味しい料理が完成している。

ただしスロークッカーは名前にスローと付いているだけあって、完成までに時間がかかる。だからお腹が空いているときの料理には使えない。

私の運用としては、『夜にすばやく材料をセットして、朝に美味しいスープを食べる』という感じで使っていこうと思う。最近、朝五時起きに挑戦しているが、スロークッカーの中に美味しいあったかスープが用意されていると思えば、ベッドから起きるのも楽しくなるだろう。

食費節約

朝はどうしても自炊する気にならず、必然的に外食で済ますことが多い。だが、このスロークッカーがあれば外食の回数が減り、食費の大幅な節約に鳴るはずだ。

また、その他のメリットとしては、圧力鍋でなくては作るのが難しい料理を簡単に作ることができる、という点がある。

たとえば豚の角煮とか、ボーンブロスすなわち牛骨スープとか、そういったものが簡単に作れるようだ。

以前、鳥の手羽元だったか手羽先だったかで白湯風スープを作ったことがある。何時間も鍋で火を使って煮込む必要があり大変な作業だった。出来上がったスープはものすごく美味しく、コラーゲンたっぷりで健康にいいもののようだったが、あの面倒さを思うとなかなか作る気になれなかった。

しかしスロークッカーがあれば、そういった時間のかかる料理を作るのも簡単なはずだ。これから探求していきたい。

安い!

ちなみに私が買ったのはこの↓アイリスオーヤマ製スロークッカーなのだが、なんと二千円ちょっとで買える。安!

家に届いたものを見てみると、しっかりした作りでデザインも可愛く、サイズ的にも丁度いいものだった。一人か二人用であればこのサイズが丁度いいのではと思う。

究極の朝活!『モーニング・メソッド』

前回の記事で『ミリオネア・マインドという本を読んで、お金持ちになるという夢に目覚めた』という話を書いた。

ミリオネア・マインドとは、それを脳にインストールすると、ミリオネア、つまり億万長者になれるという夢のようなマインドのことである。

そのマインドの内容について詳しく知りたい方はぜひ本書を読んでいただきたい。『俺、お金持ちになるよ』という決意が強く湧いてくるはずだ。

ちなみにミリオネアマインドではなくて、ビューティフル・マインドを脳にインストールすると、天才になるけどちょっと変になってしまうので気をつけるべし。

で、そもそも私がなぜこの『ミリオネア・マインド』なる本を読んだのかというと、その前日に、『モーニング・メソッド』なる本を読んだためだ。

この『モーニング・メソッド』という本の中で、おすすめ本として『ミリオネア・マインド』が紹介されていたというわけだ。

モーニング・メソッドという本の内容

朝五時や六時に起きて、その後に一時間かけて行う『モーニング・メソッド』というのワークが紹介されている本である。

このモーニング・メソッドを行うことにより、あらゆる夢を叶え、望みの人生を生きられるようになる、とのこと。

モーニング・メソッドとは?

モーニング・メソッドとは以下の6つの行動からなる。それぞれ十分ずつ行う。

瞑想

読んで字のごとく瞑想だ。起きて歯を磨いてコップ一杯の水を飲み、運動着に着替えてから、十分間、心を空っぽにしてクリアにする。

アファメーション

その後、アファメーション/肯定的宣言を十分間、唱える。アファメーションとは、例えば『私はエネルギーに溢れ、健康で豊かです』などと、自分が将来なりたい目標を声に出して宣言することだ。これによりその宣言の内容が潜在意識下に浸透し、自分の思考パターンをそのように書き換えていく。

イメージング

さらに自分が将来なりたい自分のイメージを、心の中で想像し、そのイメージが喚起する感情を味わう。これも十分間、行う。このワークは夢を叶えるにあたり、絶大な効果を発揮する。

エクササイズ

次は運動だ。腕立て、散歩、腹筋、ヨガ、ジョギング、なんでも好きな運動を十分行う。朝のエクササイズは心と体にエネルギーを充填させる。これによりその日一日を力に満ちて過ごすことができる。また当然のことながら朝の運動は長期的なQOLの向上と健康をもたらす。

リーディング

運動の後は読書だ。十分間、何かしら自分の将来の夢に役立つと思われる本を読む。当然のことながら、ニュースや、まとめやTwitterなどを見てはならない。自分のライフワークに役立つ本を読むのだ。この一日十分の読書でも、一年で十八冊の本を読むことができる。目標のために意識的に読む十八冊の本は、人生を変えるに足る力を持つ。

ライティング

最後に、朝の日記など自由に文章を書く時間を取る。今、自分の心の中にあることを文に書き出してみるのもいい。あるいは今日一日、今週、今月、今年、もしくは今後数年についてのプランを書き出す時間を取るのもいい。十分間、書く。

実際にやってみた感想

この本を読んだ次の朝、実際に朝五時に起きてモーニング・メソッドを6つすべてやってみた。

すると、その日一日、ものすごくクリエイティブかつ、目標への方向性をキープしたまま過ごすことができた。

だがその翌日は反動が来たのか、寝坊してしまった。しかもイメージングの最中に気を失うように寝落ちしてしまい、モーニング・メソッドをやり終えるのに2時間以上かかった。

さらにその翌日も同様であった。

今日は前日までの失敗に学び、イメージングをソファに座ってやるのではなく、PCデスクに座ってやった。結果、値落ちすることなく、五時に起きて六時にモーニングメソッドをやり終えることができた。

そのためか、今日はあまりメンタル的によろしくない日ではあったが(私はバイオリズム的によく気分が浮き沈みします)、それでもかなりの量の仕事を余裕を持ってこなすことができた。

ノッてる気分、フローな感覚がずーっと続いてる感じだ。

実のところ、このモーニング・メソッドの内容は、アファメーション以外、どれも私が日常的にやっていることだった。しかしそれを一気にまとめて朝の一時間でやる、という発想は画期的である。

これはかなり大きな効果のあるワークであると感じる。

モーニング・メソッド、今後も続けていくつもりだ。

俺の夢=金持ちになること

俺の今の夢は、めっっっちゃ金持ちになることだ!

総資産1億円欲しい。

そのためにこの本を読んだ。

内容はというと、『現実を作っているのは自分のマインドである。それゆえに自分のマインドを変えれば自分の世界は変る。よって、ミリオネア・マインド(お金持ちが持っているタイプのマインド)を自分の中に構築できれば、現実的にもそのようにお金持ちになることができる』というものだ。

この自分のマインドを変えれば世界は変るというのは、スピリチュアル的世界認識の基本であり、実際、私もその通りであると思う。

だがマインドを変えるというのはなかなか難しく、とくにそれがお金というエリアに関するものである場合、その難しさはより大きい感がある。

しかし私はお金持ちになりたい。

お金持ちになったら何をしたいか、さまざまな夢がある。モチベーションを保つため以下にメモしておこう。

  • 現在、スタバに入ったとき、食べ物を我慢することが多いが、我慢せずなんでも食べる。
  • を買う。
  • 最上級MacBookProを買う。いや、持ち運びが多いからMacBookでいいのか。。。?
  • UnoDrumを買う。
  • Serumを買う。
  • Ableton LiveをSuiteにアップグレードする。(今、LIveは20%割引フェア中なのでアプグレするなら今なのだが……悩む……)
  • 年に六回海外旅行、年に六回国内旅行する。(こうするとアイデア発想力が高まり物事の実現力が高まると移動力という本に書いてあった)(とりあえず月何回か仕事で行く宇都宮に泊まってみるか……)
  • いい食材(ヘルシーなやつ)で自炊する。
  • たっかい高麗人蔘を毎日飲む。
  • タピオカも飲む。
  • 現在、二人のアーティスト(Patreonにて日本の誇るGIFアーティスト1041uuu氏)(Suzuri Peopleにて日本の誇る可愛いイラストアーティストざきよし氏)に月総額600円のサポーターとなっているが、これを増やす。
    • 1041uuu氏のイラストがたくさん掲載されているピクセル百景はこちら↓。
    • ざきよし氏のやさしいうさぎショップと、いつも可愛すぎるやさうさちゃんが載ってるインスタグラムはこちら←。

あとなにか欲しいもの、やりたいことがあっただろうか……。

あ、あれだ、引っ越すのもいいかもしれない。

新宿御苑の近くか、横浜のみなとみらいのあたりに住みたい。

でも私は今住んでる川崎も好きだ!

みんなー川崎はいいところだー! 本当は犯罪率は低く民度の高いいいところです!

今、新しくなったルフロンのスタバでこのブログ書いてます! カウンターでは賢そうなみんな(俺含む)が真面目に勉強したり仕事したりしてます! 日曜なのに偉い!

閑話休題。

そうそう、俺がお金持ちになりたい、という話でしたね。

お金持ち、それは男のロマン。。。

お金持ち、それは女のロマン。。。

お金があれば、なんでもできる!

いや、できないことも多い。たとえば小説を書くとか、音楽を作るとか。。。

でもそれ以外のことはだいたい、なんでもできる!

私はお金が大好きです。

私はお金が大好きです。

私はお金が大好きです。

(お金持ちになるには、まずお金を好きになる必要がある。そのために、このようなアファメーション↑を唱えることでマインドを変えることができ、結果としてお金持ちになることができる)

お菓子の王様『デーツ』

甘いものはね、体に良くないんだよ! 砂糖はね、ダメなんだよ!

そんなことはわかっている。

でも、にんげんだもの、甘いものが食べたいときもある。

そんなときは、体に良くなくない、むしろ体にいいかもしれない甘いものが自宅にストックされていれば、甘いものに関するあらゆる葛藤は万事解決されると言っても過言ではないだろう。

ここで問題となるのは、果たして、体に良くなくない甘い物、つまり食べても不健康感のない甘い物、むしろ体にいい甘いものなどこの世に存在しているのか? ということである。

私の一つの答えとして、それはデーツである。

デーツ、それは日本語で言えばナツメヤシ。

デーツはね、いいんだよ! 体に!(詳しくはググってください)

しかも体にいいだけでなく、私の主観としては何かこう、ガーンと脳に響く甘さがあり、仕事で疲れたあとなどに摂取するとMP、すなわち精神力も回復する作用が感じられる。

もちろん何事も食べ過ぎは良くないので、一袋一気食いなどしてはいけない。だがデーツには濃縮された濃く深い甘みがあり、少量でも満足感を得やすい。

ぜひ皆様のご自宅にデーツの常備をおすすめしたい。

ヘビヘビワンダーランド製作記 その5 

長かったヘビヘビワンダーランド製作記ついに最終回に達した。


ヘビヘビワンダーランド製作記:

第一回第二回第三回第四回

番外編『Korg Gadget+Ableton Liveで、指一本でコードを鳴らす


今回の最終回では、ヘビヘビワンダーランド完成に向けてのあれやこれやの細々とした作業を、簡単にざっと紹介していく。

読者の皆様の何かしらの足しになれば幸いである。

トラックをコピーして重ね、展開を作る

ヘビヘビワンダーランドはKorg GadgetのChang maiがAメロのアルペジオ、Brusselsがサビのメロディを担当している。

Aメロ、サビの中で展開を作るために、トラックをコピーして重ね、ずらすという作業を行う。

まずはチェンマイをコピーして重ね、適宜、音が段階的に増えていくよう調整。

こんなふうに。

まず最初のアルペジオがしばらく鳴ったあと、そこに、ほわ~というPad的な音色が鳴り、更にその後、少し鋭い音が最初のアルペジオの音の間に挟まるようにした。そして最後に、タラララララララと階段のように上から下に音が降りていくようにした。

全部、同じChaing Maiの音であるが、違うプリセットの音を使っている。これにより統一感がありつつも、それぞれの音を聴き分けることができるようになっている。

エレクトロニック・ミュージックの基本

エレクトロニック・ミュージックの基本は、ループを反復させることと、そこに少しずつ新しい変化を重ねていくことだ。

変化はだいたい8小節ごとに生じさせる必要がある。

これ以上、短いスパンで変化を起こせば、ループに没入する気持ちよさが損なわれがちだ。

一方で、8小節以上、同じ展開が続けば飽きてしまう。少なくとも私は。

だから8小節ごとに何かしらの新しい変化を導入するといい。

また変化は、カットオフをぐりぐりすることでも起こすことができるが、それを単体で8小節以上続けたとき、それは単に『カットオフの変化が8小節以上続いている』ものとして認識されがちだ。それはつまり何も変化していないのと同義であり、結局それは飽きられててしまいそうに思う。

やはり小さくてもいいから、何からしらの新しい何かを八小節ごとに導入すべきだろう。その『何か』はハイハットが新しく鳴るなどという小さな変化でもいい。ただしそれはリスナーが認識でき、それに注意を払うことができるものである必要がある。

そのような小さな変化を八小節ごとに積み重ねて行けば、メロディは同じであったり、コード進行も同じループでも、長い間、リスナーの注意をひきつけ、楽しませ、満足感を与えることができるだろう。

サビのメロディもコピーして重ねてオクターブずらす

こんなふうに。

サビに入ると、まず上図下段のトラックであるBerlinによるサビのメロディが鳴る。これはもともとBrusselで鳴らしていたメロディをただコピーしたものであるが、4小節ごとにオクターブが上下するようにしてある。

BerlinはBrusselに雰囲気は似ているものの、より軽快で繊細な音が鳴るGadgetである。このBerlinによるメロディが8小節鳴ったあとで、上図上段のBrusselによって同様のメロディが重なる。こちらはオクターブは固定してある。

これらを重ねることにより、軽快に上下にうねうね動くおそらく白っぽいヘビと、太くて安定してまっすぐどっしりした黒っぽいヘビが相互に絡み合いながら、ヘビヘビワンダーランドを気持ちよく前進していく様子を表現できた。

エフェクトをかける

次に細かいエフェクトをかけていく。

まずはAメロのチェンマイのアルペジオにAuto PanというAbleton Live付属のオーディオエフェクトをかける。

こんな感じ。上図参考。見るからにヘビっぽい蛇行が感じられる。

サビでのメロディは周波数の上下のうねりだとしたら、こちらのアルペジオはパンニングによる左右のうねりである。

これは無数の小蛇が左右に細かく蛇行しながらヘビヘビワンダーランドの草むらを前進していく姿を表している。

さらにエフェクトをかけ、オートメーションで展開を作る

二番のAメロは一番のAメロよりも長いため、このままでは飽きてしまう。よって、さらにたくさんのエフェクトをかけて展開を作る必要がある。

W.A ProductionのSphereQuad、Ableton Live付属のDeley、Native InstrumentsのPhasis、といったエフェクトをトラックに挿しまくり、それらを8小節ごとに、オンオフしていく。

こちらをオンにしたらあちらをオフに。

あちらをオンにしたらこちらをオフに。という感じで。

エフェクトのオンオフはオートメーションで書いた。

これにより長めのAメロも飽きずに聴けるものになった。

雰囲気を出すため、環境音を入れる

サビは『ヘビヘビワンダーランドの日の当たる場所にやってきた蛇たちが喜びとともに雄大な自然を這い回る』というようなイメージにしたい。

そのため、なんとかしてトラックに『雄大な自然』のイメージを持たせたい。

そのために私は、実際に雄大な自然の中で録音された背景音をトラックに導入することにした。

具体的には、Mindful Audioが過去に無料配布していたサンプル『南アフリカのサバンナの午後』の音をサビに重ねた。

その無料配布は終わったが、Mindful Audioでは素晴らしい高音質のサンプルを多数販売中だ。

また、コーヒー一杯分の値段で世界各地で録音した環境音を手に入れることができるサービスを現在提供中のようだ。

非常に高品位の録音なので環境音を作品に取り入れたい方には、ぜひおすすめしたい。

その他、各部を調整する

あとはひたすら各部を調整する。

調整調整。

調整調整。

調整調整。

調整調整。

セーブして調整。

もすこし調整。

まだまだ調整。

もうちょっと調整。

や、や、や、や。

やったー!

できたぞー!

完成! ヘビヘビワンダーランド!!

Korg Gadget & Ableton Live TIPS 指先一つでコードを鳴らす

前回の記事ではKorg Gadgetでさっと作った曲に、Ableton Live上でコードを付ける作業について書いた。これにより、だいぶ普通の曲っぽくなった。

今回の記事で一連の製作記は最終回にする予定だった。

だが、他に書きたいことが思いついてしまった。

というわけで、今回は『Korg GadgetとAbleton Live併用環境でのコード演奏』に関するちょっとしたTIPSを書くことにする。最終回はまた次回以降ということにしたい。

今日書くテーマは『Korg Gadgetに標準装備されているコード自動演奏機能を、Ableton Live上で使うにはどうすればいいのか?』ということである。

Korg Gadgetのコード演奏機能について

まずKorg Gadgetのコード演奏機能について軽く説明。

使い方は簡単。

  1. コードを鳴らしたいGadgetの左下にあるSCALEというボタンを押す。
  2. 出てくる白い枠の左上にあるChordというボタンを押す。

これによりGadget上の鍵盤を指で押すことでコードが鳴らされる。(iOS)

また、Korg Gadget for Macでは、鍵盤をマウスクリックか、文字入力用のキーボードを鍵盤として使うことで、コードを鳴らすことができる。

Korg Gadget for Macでは文字入力用のキーボードの下三段を鍵盤として使うことができる。

これにより、人差し指でコードを鳴らすことができ、MIDIキーボードを持っていない人でも気持ちいい作曲作業が可能になる。

ここで私事であるが、より快適な作業環境を求めてMIDIキーボードをMacに繋いだとき、私は大きな失望を味わった。

なんとMIDIキーボードでは、Korg Gadget for Macのコード演奏機能を使うことができないのである。

上で説明したコード入力機能をオンにした状態でMIDIキーボードを弾いても、なぜか単音しか鳴らない。

そういう仕様のようである。

まあ実際のところ、文字入力用のキーボードで、十分、コードは快適に入力できる。

だがせっかく目の前に立派なMIDIキーボードがあるのである。

これを使ってコードを入力できないのは隔靴掻痒の感があった。

どうしてもMIDIキーボードを使って、人差し指でコード入力をしてGadgetを鳴らしたい!

この欲求はAbleton Live+Korg Gadgetで叶えることができる。

Ableton Live+Korg Gadgetで人差し指コード入力をするには?

Korg Gadget for MacやWindows用のKorg Gadget plugin collectionには、GadgetをプラグインとしてDAW上で使う機能がある。

使い方は簡単だ。

Korg GadgetをPC/Mac上にインストール後、DAWを開けば、プラグインリストに各種Gadgetがあるのでそれをトラックに挿せばよい。

だがこのままではMIDIキーボードで人差し指コード入力をすることができない。

プラグインとしてのGadgetのコード機能をオンにしても、Korg Gadget上と同様に、DAW上でも、MIDIキーボードでは単音しか鳴らすことができない。

Gadgetのコード機能を使うには、Gadgetの鍵盤をマウスで押すしかない。

しかし大抵のDAWにはMIDIエフェクトでコードを鳴らす機能がある。

それを使えば念願のMIDIキーボード指一本奏法によるGadgetコード演奏が可能になるのだ!

以下、Ableton Live上での設定方法を説明します。

 

  1. コードを鳴らしたいGadgetを、左のブラウザーから選び、ダブルクリックするなり、MIDIトラックにドラッグ&ドロップするなりして、トラックにセットする。
  2. 左のブラウザーの『MIDIエフェクト』→『Chord』を、デバイスビューのPhoenixの左隣にドラッグ&ドロップする。
  3. ブラウザーの『MIDIエフェクト』→『Scale』から、その曲に使いたいスケールを選び、MIDIエフェクトの『Chord』の両隣に、ドラッグ&ドロップする。
    • Chordの左にScaleを置くのは、MIDIキーボードから何が入力されてもスケールに適合したノートに変換ためである。
    • Chordの右にScaleを置くのは、Chordから出力された全ノートをスケールに適合したものに変換するためである。
  4. 最後に、MIDIエフェクトのChordをこんな感じ(↓)に、適宜、適切にセッティングする。

Korg Gadget上でコード機能を使い、MIDIノートを録音してチェックしてみたところ、ドリアンスケールでは、ルート、+7、+16、+23が鳴らされていた。(ここでの+7とは、『ルートの半音7つ分上のノート』ということである。Cに対してはG)

よって、Ableton Live上で、Korg Gadgetのコード機能と同様に、ドリアン・スケールを鳴らしたい場合、MIDIエフェクト『Chord』のセッティングは上の画像のようにするといい。

また、このセッティングで、アイオニアンもOKなはず。

リディアンの場合は、Chordの左のMIDIエフェクト『Scale』で、FをF#に変換するようセッティングすると、Korg Gadgetと同様のコードが鳴るようになったはずだ。

だがその他、マイナー・スケールなどではより大きくChordのセッティングを変える必要があるようだ。。。(未調査)

必要に応じていろいろ試してみてください。

いい感じにセッティングできれば、Ableton Live上で、Korg Gadgetと同様のボイシングでコードを鳴らすことができるようになります。当然、MIDIキーボードでも文字入力キーボードでもなんでも使えます。

まとめ

MIDIエフェクトの『Scale』と『Chord』を使えば、Ableton Live上で、Korg Gadgetのコード機能と同様の機能を再現することができる。その際、Korg Gadget上では使えなかったMIDIキーボードを使うことができる。