つい先日、ファンタジー小説の金字塔、『ドラゴンランス』シリーズが電子書籍によって復刊された。これは非常に喜ぶべきことなので、これから本サイトはドラゴンランス・ファンサイトになります。そして全五億回の集中連載『なぜドラゴンランスはこんなにも面白いのか?』の連載を始めます。
なぜドラゴンランスはこんなにも面白いのか? 第一回
- レイストリン(仲間全員に嫌われている魔術師)がかっこいい
- 魔法の使い方がかっこいい
- 魔法を使うには触媒が必要
- 魔法使いは超レアで、ファイアボールひとつ打つのも一苦労
- その分、魔法の有り難みが凄い
- キャラが全員、人間らしく、ずっといがみ合っている
- D&Dを元にした小説で、現在のライトノベルの源流のひとつである。
- ダンジョンズ&ドラゴンズというテーブルトークRPGがあり、そのリプレイ小説として、本ドラゴンランス戦記は執筆が始められた
- このD&Dのリプレイ小説という流れを踏襲して、日本ではグループSNEによってソード・ワールドRPGとそのリプレイ小説であるロードス島戦記が作られたと私は理解している。
- で、ロードス島戦記は日本のライトノベル業界に決定的な影響を与えた作品のひとつ。ロードス島によって醸成されたファンタジーRPGっぽい雰囲気の世界観を引き継いで、その上に今の異世界転生ブームがある。
- というわけで今のライトノベルの源流を遡って行くと、このドラゴンランスが出てくる。(他にもいろいろあると思いますが)
- などなどという話を全部取っ払った上で、小説として素晴らしい。
- ゲーム小説ではあるのだが、ぜんぜんゲーム小説っぽくない。
- 人間と世界の実在感が凄い。
- 魔法や戦闘など、完全にD&Dのルールに則って書かれているのだが、小説の描写の中にシステムそのものは出てこない。
- 作中に出てくる魔法やその他ファンタジーっぽい物事が、ものすごく『リアル』に描かれている。
- 世界の実在感が凄い。
- ストーリーの奥深さが凄い。
小説を読んで初めて号泣しちゃった小説。小5か6年の頃に読んで涙が止まらなくなりました。
また、小説を読んで初めて、小説の世界の中に意識が吸い込まれるような体験をした小説。夜、ベッドの中でページをめくっていると、エルフの住む森をVR的に体験してしまうという、強烈なトリップ的な読書体験がありました。
いい本には、こういう読者の意識を吸い込むような魔力があって、それを強烈に感じたのがこのドラゴンランスでした。
というわけでドラゴンランスの魅力を語ってみましたが、まったく1%も語れないと分かったので、『ドラゴンランスはなぜこんなにも面白いのか?』五億回の集中連載企画は中止し、ファンサイトもやめたいと思います。
ただとにかく訴えたいのはドラゴンランスは面白いということです。
ドラゴンランス面白い!
ドラゴンランス面白い!
ドラゴンランス面白い!
タニスかっこいい!
ローラナかわいい!
オティックの揚げじゃが食べたい!
ドラゴンランスは人生!