齢四十歳にして酒が飲めるようになった。
なぜかはわからない。
本当にちょっと前までは酒は本当にダメだった。
しかし今は飲める。
うまいと感じられる。
ちょっと前まで居酒屋とか酒を飲む場所は全く意味がわからなかった。
そんなとこに行くよりスタバでコーヒー飲んでた方がいいと思っていた。
しかし今はなんなら誰かとバーに行ったりしたい。
「このビターな香りが樽のあれなんだよね」というような会話をしながら何か曰くのある液体を傾けたい。
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ところで今現在、私はフィンガードラムとキーボードとギターとベースを練習している。
している、といってもそれぞれ一日五分程度だ。
フィンガードラムとキーボードはMelodicsというBM98みたいなアプリで練習している。これはサブスクリプションで結構な値段するアプリだが、練習曲のそれぞれが今風のかっこいい音楽なので、練習によって実践的な音楽センスを吸収できそうな意味合いがある。
またサブスクでお金を払うことで、元を取らねばという意識が強まり練習のモチベーションが高まる効果がある。いいサービスなのでぜひDTMerの皆様におすすめしたい。
ギター、ベースはこういった本を見て練習している。
ベースはこの本に書かれている譜例をiPhoneのKorg Gadgetにサクッと打ち込んでそれに合わせて弾いたりしている。こうするとドラムのリズムとベースの関係が肉体的に体得しやすいのではないか、などと考えている。
音楽制作をするとともに各種楽器を練習することで、音楽という広大な領域に対する理解が立体的に広まっていく感があり、日々、発見の連続でとても楽しい思いをしている。