今日の本:菜根譚

気がつけばスマホでまとめサイトを見てしまう。

昔、スマホもなくネットに繋がっているパソコンもなかった頃は、チラシの字を読んでいた。要するに字であればなんでもいいのだ。

意識の空白を、何かの字で読むことで埋めたいらしい。そういう習性が昔からある。

だが意識の空白を、まとめサイトで埋めることは精神衛生上、あまりよくない。

どうせならほどほどに精神衛生に良い効果のある文字列で意識の空白を埋めたい。

というわけで、生活の中でまとめを見る代わりにチラチラ読む用に、菜根譚という本を買った。

これは明の時代の中国の誰かが書いた生活エッセイのようなものだ。

なかなかいいことが書いてある。

漢文と書き下し文と現代文への翻訳という三つのぶんが併記してあって、非常に読みやすい。書き下し文はその時点では読んでもまったく意味がわからないのだが、ラップ的なリズムの良さがあり、読んでいて気持ちいい。

エッセイの各章はそれぞれ1〜2ツイートぐらいで短くまとまっているため、ふとした瞬間にKindleを手にとって読むのに適している。

そうそう、こういう奴が欲しかった。というまさに私のここ最近の要望に答えるにふわさしい本である。いいですねー。

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