春の異次元祭り

春と言えば異次元の季節。

次元と次元の境目が薄くなり様々な異次元存在と新たな出会いをしがちな季節。

そんな季節に合うマンガがAmazonでおすすめされていたので買ってみました。

時を超える影

これはラヴクラフトの小説『時を超える影』が忠実に漫画化されたものです。

はっきりいって俺はラヴクラフトは文章が難しくて読めない!

文章がめっちゃ長くて俺の一時記憶メモリーの容量を超えるのでぜんぜん読めません。一応俺も小説を書こうという人間なので有名な作品はひと通り読もうとしてきました。

で創元推理のラヴクラフト全集とかを買うわけですよ。

これですね。

しかし買ったはいいもののぜんぜん読めない。

無理に頑張って読んだものの何を読んだのか理解できない。

そんな状態が続いてるうちに断捨離対象となりどこか次元の狭間に全集は消えました。

それから数年が経ちAmazonに進められて買ったのがこのマンガです。

やっぱマンガはいいな!

小説ではまったく理解できなかった話がスラスラ理解できる。

しかも面白い。

絵がめっちゃすごい。想像力を掻き立てる凄いかっこいい絵です。

コズミックホラー感すごい。スケール感すごい。

ちなみに本作『時を超える影』では、スピリチュアル業界などではいわゆる『ウォークイン』『ウォークアウト』などと呼ばれている、人の体に入ってる魂が入れ替わっちゃう現象が大ネタとして使われています。

ウォークインってのが、体に新しい魂が入ってくること。

となると、それまでその体を使っていた魂が出て行かなきゃいけない。その出て行く方の現象をウォークアウトって呼んでいます。

キャラクターをプレイするプレイヤーが入れ替わる感じですかね。

よく臨死体験したあと、人が変わったようになるとか、事故にあったあと外国語が話せるようになったとか、そういうのがウォークイン、ウォークアウトの実例なんじゃないかなと思います。

コズミック・ホラーというのは、この自分の肉体と魂の間に断絶が生じて自己同一性があやふやになったときに生じがちな感覚なようですね。

ちなみに自己同一性があやふやになるとか、肉体から魂が解き放たれるというのは、ホラーを生むとは限らず、むしろ喜びを生むこともあるはずです。いわばコズミック・プレジャーというものもあっていいはず。

というわけで、そういったコズミック・プレジャー感は拙著『ライト・ノベル』に描かれていますので、気になる方はぜひ買ってね。

街角イジゲン

さらにこの本もAmazonに勧められたので買ってみました。

すると大当たり。大好きなタイプの漫画です。

これはいわばコズミック・日常マンガといったタイプのマンガです。

日常の中に異次元が侵入してくるんですが、平和的に共存しています。

共存と言っても、やはり異次元は異次元なわけで、かなり異次元っぽい感じのものがそこら中に出てくるわけですが、ホラーな方向に行かず、くすっと笑ってしまうような日常の中の面白さを演出する感じになっています。

以前このブログで紹介した第七女子会彷徨に似たテイストのマンガですね。一巻で終わってしまったのが勿体ない、長々と読んでいきたいマンガです。(でも一巻だけでも面白いです)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です