コンパクト・エフェクターでなんかいい感じ

毎日スタバで仕事したあとBOOK OFFで買い物してうさを晴らすのが日課になっている。

BOOK OFFとスタバの店員さんたち(たまに話しかけてくれる)が、労働者としての私のメンタルヘルス向上に大きく貢献してくれている。ありがたいことである。

本は新品で買うほうが好きなのでBOOK OFFの古本コーナーはあまり利用しないのだが、楽器コーナーはよく使う。

楽器コーナーは機材の入れ替わりが激しく見ていて楽しい。

毎日、エフェクターの棚を見ているうちに、それまでまったく興味も知識もなかったコンパクト・エフェクターなるものに関して若干の知識がついた。

私が使っているDAW(音楽制作のためのツール)の中にはありとあらゆるエフェクターがバーチャルなプラグインとして入っている。だが私はそれらがどんな原理でどんな歴史を持っている機材を仮想化したものなのか何も知らぬまま、なんとなくつまみを回して使ってきた。

そんな意識の低いエフェクターとの関わりが、エフェクターの物理的実機と触れ合うことによって変わってきた。

先日は前世紀の遺物のオーバードライブを買ったが、その小さな箱を手に入れたことによって、その箱の仕組や歴史に興味が出てきた。私は本を読んでエフェクターについて学んだ。今まで漠然と使ってきたディレイやリバーブの原理を知ることができ、知的好奇心が満たされた。

また先日はこんなコンパクト・エフェクターを買った。

最も有名なコンパクト・エフェクターのメーカーであるBOSSの、CH-1というコーラスのエフェクターである。

コーラスといえば、先日、Cosmic Autumn Meditationというチルアウト/アンビエントな感じの曲を作った。

この曲を作る際、シンセにかけたディレイのディレイ・タイムをLFO(低周波発振器)で揺らしたいと思い、あれこれ試行錯誤したのだが、どうしてもやり方が分からなかった。

Ableton Live内ではどうしても私が求めるエフェクト『LFOディレイタイム・ディレイ』を実現することができなかった。

そこで私はVCV-RackというオープンソースのバーチャルなモジュラーシンセサイザーをDAWの外部エフェクタとしてつないで、DAWからのシンセの音に、VCVで作った『LFOディレイ・ディレイ』をかける、という試みをしてみた。だがそれは私のパソコンでは荷が重すぎる作業だったのか、ノイズが発生しまくりでまともに再生することができなかった。

私は私の心の中にある理想のエフェクト『LFOディレイタイム・ディレイ』を新曲にかけることを諦めた。

その後、私はCH-1というエフェクターを買った。そしてそのエフェクターの機能、コーラスというものについて調べた。すると、このコーラスというエフェクターこそが、ディレイのディレイタイムをLFOで揺らしたものであるということがわかった。

そ、そうだったのか。。。

コーラスならもちろんAbleton Liveに標準機能として入っていた。だがわざわざ実機を買って、それに興味を持って調べることによって、ディレイタイムにLFOがかかったディレイ=コーラスであるということがわかったのである。

だから無駄な買い物じゃないんだよ!!

このエフェクターはギター演奏以外にも、DAWにつないで楽曲制作の足しにしたりして有効にう活用し元を取っていきたい。

コーラスの機能はDAWに標準機能として入っており、わざわざコンパクト・エフェクターなどを使う必要はない。DAW内だけで完結したほうがノイズが入る心配がない。

だがオーディオ・インターフェイス→コンパクト・エフェクター→オーディオ・インターフェイスという配線を組む行為の中に、なんとも言えない楽しさがあるのも事実である。

機械と機械を、線でつなぐと楽しい。

それは本能的なものである。

そんな楽しさを少しずつ回収していきたい。

そうすればきっと世界が明るくなっていくと思うから・・・

と、そんな精神的な意義以外にも、このコンパクト・エフェクターを介して音を作ることに何かしら実利的な意味がある可能性もある。

というのも、一度、アナログ的な回路へと音を出すことで、『音にアナログの温かみが付与される』などという説があるからだ。

ちゃんとした『アナログの温かみを付与する』ための機械も存在しているのだが、そういうのはだいたい何十万円もする。

そういうのはいつか出世したら買うとして、今はこのかわいいコンパクト・エフェクターをパソコンにつないで満足したい。

 

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