春の転生祭り その1

花粉の季節が近づいてきました。

北海道か沖縄に引っ越したい方も多いのではないかと思います。私もそのひとり。

しかしそんなわけにもいかない。

せめて精神的にここではないどこかに行きたい!

というわけで転生ものの小説を読みたい機運が高まっている今日このごろ、何冊か面白そうなのを見繕って読んでみました。

19世紀のアメリカ人が6世紀のイギリスに異世界転生的にタイムスリップするという話。

なろう系異世界ストーリーの元祖のひとつとして一部で取り上げられている小説。

19世紀のアメリカ人も21世紀の日本人である私からみたら異世界人なわけで、主人公の思考回路にはなかなか馴染めません。

そんな、なんだかよくわからないことをめっちゃ早口で喋ってる感じの主人公が、さらにわけのわからない野蛮な文化の6世紀イギリスにタイムスリップすることで、わからなさは2倍になり、話の筋が読んでてすぐわからなくなってしまいました。異世界×異世界、みたいな感じかな。

転生先の6世紀イギリスでは身分制度が厳しく、かつキリスト教が幅を効かせていて、もう地獄のような世界です。人権意識とかないから。教会がもう絵に書いたような悪い教会でひどい。そういうのが悪いのはわかってるから、そんなにネチネチ書かなくていいですよ、といいたくなる。それにところどころ難しくてわからなくなる。

もうちょっと21世紀の日本人の読者(読解力低い)のことを想定して書いて欲しいですよね。

まあ、わからないところを飛ばし飛ばし読むと、ところどころ面白いところがあり、それなりに楽しむことができました。

なんといっても、Kindle Unlimitedで無料で読めるというところがいい! これが古典を読む良さだよな、と再確認できました。

ところで、マーク・トウェインといえば、「不思議な少年」という作品があり、これは本当に素晴らしく天才的な小説なのでぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

注意:素晴らしいのはマーク・トウェイン完訳コレクションの『不思議な少年44号』ではなく、岩波文庫の方の『不思議な少年』です。この二つはなんとなく設定が似てるのですが、まったく別の内容の小説です。

『不思議の少年』は、最後の方にすごい悟り感をバーっと出すシーンがあり、それには私、かなりインスパイアされましたので、同様の感じを拙著『ムーの少年』に使わせてもらったほど好きな小説です。

『ムーの少年』といえばこの前、中古価格が数十万という非現実的なレベルに高騰していました。ネクロノミコンでもそんなしなくないか。

(この前このマンガ↓を読んだら久しぶりにネクロノミコンという単語を久しぶりに見て嬉しくなったので、自分でも日常会話の中で使っています)

『ムーの少年』、最近は値段もちょっと落ち着いてきたようです。それでも今見てみたら6千円か! こんなことなら手元にたくさんストックしておくんだった。そしてメルカリで売ってそのお金で豪邸を立てればよかった。。。

 

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