文字を読むためにKindleを買う

先日、いつものようにスタバでなかなか捗らない小説執筆をしていると、目の前のカップルがすごく仲良さそうにしていた。

(ふふ、仲のいいことは素晴らしいことだな。世界人類がもっと仲良くなりますように)

私は心の中でそのような祝福を送った。

そのときである。

カップルの前のテーブルにKindle paperwhiteが置かれているのに私は気づいた。

Kindle Paperwhiteのディスプレイは電子ペーパーなので、電源をオフにされていても、壁紙の画像がディスプレイに表示され続けていた。

それはスマホでもタブレットでもない独特の存在感のあるサイズで、スタバのテーブルの上に意識高そうに置かれていた。

(なんかあれ、いいな)

私は強い物欲に駆られた。

私はマンガを読んだりビデオを見たりするためのKindle Fireは持っていたが、電子ペーパーで活字を読むのに適していると言われているKindle Paperwhiteは、まだ持っていなかった。

わけあって、私はここ数年、あまり小説を読まない生活を続けていたため必要なかったのである。

だが、その一方で、ここ数年、私は毎日、スマホでくだらないまとめサイトを大量に読んでいた。

まとめサイトを読んでいると自分の性格が刻一刻と悪くなっていくのを感じる。まとめサイトを読んでいると刻一刻とこの社会が恐ろしいものに感じられていくのを感じる。

だがまとめサイトの魅力に抗えず、どうしても暇な時にまとめサイトをスマホで観てしまうのだ。

そのような悪い習慣を、もういい加減、岩波文庫を読むような良い習慣に置き換えたい。

そして、そろそろまた昔のように、小説や活字を浴びるように読む生活を再開したい。

そのためには、Kindle Paperwhiteが必要だ。

私はスタバを離れ、その上の階にあるブックオフに向かった。

ブックオフのレジ前のガラスケースに、Kindle Paperwhiteの古いやつが2980円で売っていた。買った。そしてさらに自宅で適当な岩波文庫を買った。

ちらちらと空いている時間に読んでいるが面白い気がする。昔の日本はいまよりも性におおらかでエッチだった、というような話が淡々とした筆致で書かれている。

Kindle Paperwhiteはめっちゃ軽いので片手でも読みやすい。私が買ったのはかなり古い機種だがちゃんと動くしぜんぜん使える。

ただ正直、まとめサイトの方が、私の脳の汚れた部分を刺激するような面白さに優れていると、今のところそう感じる。

岩波文庫もまとめサイトもどっちも字なのだから、どうせ読むなら精神衛生によく、ちょっとは知性向上に繋がりそうな字を読みたい。そんな習慣を持ちたいものであるが、果たして。。。

 

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