最近、私は夜遅くまでめちゃめちゃ働いている。
スターデューバレーというゲームの中で死ぬほど働いている。
牧場物語系のゲームである。現代社会で疲れた主人公が、祖父から相続したスターデューバレーというど田舎の荒れた農場に引っ越し、そこで個性的な村の面々との人間関係を築きながら、農場を少しずつ大きくしていくというゲームだ。
畑に種を植えてジョウロで水をかけて、鳥小屋で卵を拾って卵をマヨネーズ製造機に入れて、牛小屋で牛の世話をして牛乳を絞ってそれをチーズ製造機に入れて、そのあとトロッコで石切り場に向かいツルハシで石を割り、夜には酒場で村人とお酒を飲む。。。
という日々を淡々と続ける。
少しずつ拡張されていく農場に労働の喜びを感じる。また、村の人々との恋愛ゲームのような人付き合いからも、都会にはない真に暖かな心の交流の気持ちよさを感じる。
『このゲームに費やした時間を自分の仕事に使っていたらどれだけのことができただろう?』という考えが心の隅に浮かぶ。
だが、このゲームをすることによって労働の喜びや、良い人間関係を作るコミュニケーションの秘訣を知ることができ、実際に労働力や社交力も高まっていくはずだ。
すでに私は真に人間らしいコミュニケーションの方法をこのゲームから学んでいる。真に人間らしいコミュニケーションの方法、それは道端に生えている季節の花をむしりとり、それを毎日、通りすがりの人にプレゼントするということだ。
そのような深い知恵を学ぶことができるこのようなゲームをすることは有意義な時間の使い方である。少なくともFPSで殺しあうことよりは。。。。
私はMacのSteam上でプレイしているが、PS4、Switich版もあるようだ。労働の喜びを知りたい人、農村での真に人間らしい人付き合いの喜びを知りたい人におすすめしたい。