こんな本を買った。
著者は竹内一弘さん。
気づけば私は竹内さんの本をすでに四冊↓も持っていた。狙って買ったわけではないのだが、いつのまにかこんなに買ってしまっているということは、何か波長が合うものがあるのだろう。
知的かつ細やかで、深いところと目に見える技術的な部分をバランスよく書いてくれる作風が読んでいて心地よい。
今回買った本はギターのカッティング技術の本だ。
カッティング?
はて?
なんのことやら。
というレベルで買った。だがそんな私にもカッティングの魅力や、具体的な弾き方がわかるように書かれている良い本に感じた。
ていうかカッティングというのはとても楽しいギターの弾き方であると思った。(ちなみにわからない人のために説明すると、チャカチャカチャカって弾くのがカッティングだよ)
はっきりいって私はギター速弾き的なものには全く興味はない。またハードな機械的練習のようなものもやる気はない。
弾いて気持ちいいように弾けて、なおかつDTMの足しになり、音楽というものに対して肉体的な感覚を養うのがギターを触る当面の目的である。
この目的に対して、カッティングの練習はかなり役立つように感じる。なにより弾いていて気持ちいい。これはすごく大事だ。一回一回の練習が気持ち良くないと私的にはギターなど触る気にならない。この練習は気持ちいい。
この本に書かれているカッティングの弾き方で知ってるコードを弾いてるとかなり気持ちいい。当面、この本の弾き方でいろんなコード進行を弾く練習をしていこうと思う。
またこの本に書かれていたカッティングで有名なミュージシャンの音楽が凄いよかった。そうそう、ナイル・ロジャースって人の音楽。
かっこよすぎか!
で、このナイル・ロジャースさんのことを調べたら、私が小学生のころの思い出のCD、TM NetworkのDressの一曲目、Come On Everybodyをリミックスしていた人だとわかった。そうかー、なるほど!
で、Apple musicでこのナイル・ロジャースって人の最近のアルバムをダウンロードしてみたらこれが素晴らしくいい感じで、ひたすら最近、聴きまくっている。
ちなみにこっち↓がTM NetworkのDRESS。Get Wildの中でも最もいい感じのGet Wildのひとつであるとほまれ高いGet Wild’89が収録されています。購入当時、家に遊びに来た同級生の女の子に自慢のコブラヘッドCDラジカセで聴かせてあげた思い出アリ。まさに未来の音楽!
ここで自慢ですが、私は、ギターコードのFが弾ける!
これは声を大にして主張していきたい。
私は、ギターコードのFが弾ける!
高校生のころギターを買ってFが弾けなくて挫折した。ギターは売った。
二十代のころギターを買ってFが弾けなくて挫折した。ギターは売った。
しかし今、私はFが弾ける!
Fだけではない、その他いろいろなコードがだいたい弾ける!
これは凄いことだ。
平沢唯さんの故事をマネてギターに名前をつけ、一緒のお布団で寝た甲斐があったというものだ。
この点を鑑みてみるに、何かをうまくなるには、やっぱり愛が大事、つまり一緒に寝ることが大事だということがわかる。いい話だなー。