おすすめコミック:スピリット・サークル

輪廻転生がテーマの漫画。

スケールの大きさ、センス・オブ・ワンダーの強さ、キャラの魅力、ストーリーの面白さ、どれをとっても素晴らしい良さがあり、それが複雑に絡み合って一つの傑作漫画を構成している。

全六巻という漫画としてはそれほど長くない巻数の中に、信じられないほど濃縮されたスープのような奥深い面白さ、感動、涙、興奮、高揚感、そしてそれに接したとき涙を流さざるを得ない、時間を超えた愛が詰まっている。

『前世を思い出し、急激な意識の拡張と、それに伴う心の底に眠っていた未解決の感情の溢れ出す奔流に呆然としながら滂沱の涙を流す』というシーンが、強いリアリティを感じられるものとして感動的に描かれている。

作中で手を変え品を変えテーマを変え、何度も繰り返されるその描写を味わうごとに、読者としての自分の意識までもが、前世方向に向かって、あるいは並行宇宙方向に向かって超次元的に拡張しそうになる。そのような精神変容能力、いわば読むドラッグ的な力すら作品に内包されているのが感じられる。

娯楽の新世代を感じさせる、先進的であり、高次元的であり、それでいて高い完成度と読みやすさを誇る漫画。

キャラも皆、可愛く魅力的です。

凄いなー! マジで凄い!!

ちなみに同様のテーマを扱った作品として思い浮かぶのが、ロバート・A・モンローの『魂の体外旅行』である。輪廻転生というテーマに興味を持たれた方はこちらも激烈に面白い本なので、チェックしてみることをおすすめする。

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