UNO Synthとはなんぞや?
UNO Synthとはこのビデオを観ればわかるとおり、小型で可愛いアナログ・シンセである。私は前々からアナログ・シンセが欲しいと思っていた。UNO Synthはまさに今日発売の新型アナログシンセである。見た目が愛らしいのが高ポイントだ。音にも丸みというか、可愛らしさが感じられて私好みである。値段も安い。(詳しい機能についてはICONの記事を御覧ください)
それにしても、なぜ私はアナログ・シンセが欲しいのか?
たとえばですね、私の曲、Memory of Higher Placeの、うねうねビョンビョンした音は、Korg Gadgetの中のChicagoという音源で鳴らしています。(Chicagoの詳細についてはGadget-Junkies.netを御覧ください)ChicagoはRolandの有名なTB-303という有名なアナログシンセサイザーを意識して作られたもののようです。
Cosmic Autumn Festivalでも、やはりChicagoでウネウネ音を鳴らしています。これはかなりいい感じに使えたと思います。シンプルなシーケンスを、各種ツマミを動かすことで様々な表情に変え、曲の流れの中で効果的に表現できたと思います。
Chicagoはとてもいい音が鳴り、各種の面白いパラメータがあり、操作していて楽しかったです。ですが、こういったシンセサイザーを実機で持ち、そのツマミをぐりぐりして音をウネウネさせて、その音を録音して作曲したら、より楽しいのではないだろうかという欲が、あるとき私に芽生えたのです。
もちろん、Chicagoの各種パラメータに、手持ちのKorg nanoKontrol2のつまみをアサインして、これをグリグリすることで、仮想的にパソコン上で同様の操作ができますが、なんか違うような気がする。二三枚、薄いヴェールを通して操作している感じがある。アナログ・シンセの実機を使えばもっと直接的に、ダイレクトコントロールできて楽しい気がする!
それはないものねだりの気のせいかもしれない。だが実機を触ってみないことには気のせいかどうかもわからないじゃないか。
ということで私はUNO Synthが欲しい。
ちなみにTB-303をRoland自身が復刻した、TB-3↓という機械もあるようです。
私は特に303それ自体には思い入れはないので、TB-3にはあまり物欲はわかないのですが、アナログ・シンセを手で動かす楽しさというのには強い憧れがあります。その楽しさは想像上のものかもしれません。でも、一度は買ってみたいな、アナログシンセ。ギターやベースも買ってみたら凄い楽しかったです。