Cosmic Autumn Festival Kagura-Mix

創作活動に没頭していると時間感覚がおかしくなる。その結果、時間の流れが、過去から未来へと続く直線的なものから、今この瞬間だけがぽんぽんと目の前に存在し、その瞬間の中にある流れに乗り続ける非線形的なものに変わる。そのような意識状態を瞑想/ヒーリング/スピリチュアル業界では五次元意識などと呼ぶ。

通常の人間の意識は空間の三次元に時間の一次元を足した四次元的なものであり、それは過去から未来へと続く線的なものである。その線、タイムラインが無限個、今現在この瞬間に存在していて、それらが同時に重ね合わされており、そのような無限の可能性のスープである今この瞬間の中に意識が浸っている状態が五次元的意識であると私は感じている。この意識状態は、「フロー」や「ゾーン」などという言葉によって示されることも多い。

フロー状態という、一種のお祭り的変性意識状態の中において、ブログ等に規則的にジャーナルを書いて、自分の意識を整理しつつ、細々とした情報をアウトプットしていくことは、このフローを維持し、それを日常化し、それをさらに拡張していくために有用なことであろう。

今週のアウトプット

Cosmic Autufmn Festival Mix

これは去年の秋にKorg Gadget for Macデ作った曲を、Ableton Live上でブラッシュアップ&バージョンアップしたものである。

Korg Gadget for Macのみで作った原曲はこちら

この曲には前々から神楽鈴の音を入れたいと思っていた。だが、使っている音楽制作アプリ、Ableton Live Liteのトラック数(一度に鳴らせる音の数)が8個に制限されているため、それができなかった。

先日、Ableton LiteをついにLite版からStandard版にアップグレードしたため、念願の神楽鈴の音を本作に導入することができた。

それに加えて再度のマスタリング作業や、シンセの音の微調整を行った。

曲の冒頭から鳴っているシンセ、Korg Gadget に含まれているPhoenixの、デチューンを50から25程度まで下げることにより、メインフレーズをより聴き取り易く前に出てくる音にできた。

デチューンとは、いくつも同時並行で鳴っているシンセの音の高さをずらすことによって、音に広がりや厚みをもたらすパラメータである。

Phoenix単品で鳴らしているときは、デチューンを多めにかけて音に厚みを出した方がいい音に感じられる。だが、実際の曲の中では他のシンセの音がいくつも同時に鳴っているため、デチューンのかかりすぎた、ふわっとした音は埋もれてしまう。そこでデチューンを下げることで、音の輪郭をくっきりさせることができ、曲の中での存在感を高めることができた。

今まで、EQ処理、つまり音の特定の周波数を上げ下げすることによって、なんとかPhoenixの音を前に出そうと試行錯誤してきたが、どうしてもうまく行かなかった。それがデチューンのパラメータひとつでいい感じになるとは盲点であった。

EQ処理とは、主にマスタリング作業、つまり曲の最終的ブラッシュアップ作業で行われるものである。

その段階よりももっと前の、各シンセでの基本的な音作りの段階での調整の方が、音に対してより大きな変化をもたらす。

万事において、求める変化を起こすための適切な作業レイヤーがあり、そのレイヤーからはずれた場所で作業を行っても、うまくいかないか、不必要な労力がかかるということなのだろう。

何かの作業がうまくいかないとき、一度、作業から離れ、自分が作業を行っている場が、求める結果に対して適切なものであるかどうかをチェックする必要がある。

などなどという気づきを得つつ作り上げられたCosmic Autumn Festival Kagura Mixであるが、はっきり言って名曲である。

冒頭のワクワク感、ブレイクに至るまでの気持ちいいダンスビート、そして深淵を感じさせるブレイクと、鳴り響く神楽鈴に導かれるよう奏でられるどこか昔懐かしいメインメロディ、そしてそれを支える安定しつつもひねりのあるビート、ぜひ多くの方に聴いていただきたい。


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