ふみひろの自宅の居間には絵がかかっている。

四角と三角で出来た家の上に、シリウスとプレアデスと北斗七星が浮かんでいる絵である。

ところで、現代的な瞑想テクニックにおいては、禅的な、心を無にする、空にするという、心を止める方向性よりも、どちらかといえば、何か高いエネルギーを持った存在から、その高いエネルギーを送ってもらい、それを受け取る、というような瞑想をよく行う。

それをエネルギーのトランスミッション、などという。

ここで『エネルギー』と行っているが、それが物理学的な意味でのエネルギーとどう関係があるのかは私は知らない。

瞑想やヒーリングで使われる『エネルギー』という言葉の意味は、だいたい、主観的に感じられる、独特の雰囲気、感覚、イメージの統合的なフィーリング、というようなものである。

それは主観的な性質に関係する言葉であるが、主観的なものだからといって、でたらめなものではない。

特定のシンボルAを心の中で想像し、そのエネルギーを感じたとき、多くの人々は、主観的に、似たような雰囲気、似たような感覚を心の中で得て、同じような性質の主観的体験を心の中で得る。

シリウス、プレアデス、北斗七星、これらは古来から人類の瞑想の対象としてよく使われる星であり、これらを心の中で想像したとき、特定の感覚、特定の効果を持ったエネルギーを、その人は受け取ることができる。

これらの星星からのエネルギーは、近年、とてつもなく強くなっており、人々は容易に、これらの星が人の心に送り出しているエネルギーを、自分の心と体と人生全体を変えるための、実際的な力として受け取り、役立てることができる。

さて、そのような、瞑想的な意味におけるエネルギーを感じ、受けとる簡単な方法としては。

まず、なんとかして、心を出来るだけ静かに、リラックスした状態においてみよう。

一番簡単な方法は、深呼吸をし、その呼吸に意識を向けることだ。普段より少しだけゆったりと深い呼吸をしてみよう。そして肺に出入りするその呼吸を感じてみよう。何かの考え事が頭に浮かんだら、ただそっと、再び意識を呼吸に向けなおそう。

これをしばらく続けていれば、ある程度は心は静かになる。

その状態で、青白い光を発するひとつの星、シリウスを心の中に思い浮かべて欲しい。参考イメージ

イメージとして想像できるときはイメージとして、雰囲気だけ感じられる場合は雰囲気だけで、その青白い星、シリウスと、それが発する青白い光を想像して欲しい。

それを想像し、その光を心の中に広げるとき、あなたの心の中に、シリウスのエネルギーがトランスミッションされている。

シリウスの光を想像し、それを心の中に広げよう。

そのようにしてシリウスのエネルギーを受け取ることで、無条件の愛のエネルギーを受け取ることができる。

同じように、プレアデスのエネルギーを受け取ることで、新しいものの創造をする力を得ることができ、北斗七星のエネルギーによって高次元の意思を得ることができる。

光の小説、1の1には、そのような星のエネルギーが文章の背後にセッティングされている。

意識的にであれ、無意識的にであれ、読者は多少の量、それら霊的な星の光を心に受け取る。

このような、小説を通した、主観的エネルギーの読者への伝達システム、これはあまりに空想的なアイデアであると思われるであろうか?

しかしこれは実際に起こりえる。

そもそも読書とは、文字というシンボルを通して、何かしらのエネルギーを心に受け取り、それによって心身に実際的な影響を得るという一連の行為そのものなのである。

あなたは小説から、肉体的、感情的、思想的な刺激を受け取ったことはないだろうか? 楽しさ、喜び、悲しさ、怖さ、そういった様々な感情や感覚を受け取ったことはないだろうか? あるいは何かしらの観念、思考パターンを受け取ったことはないだろうか? それによりあなたの人生には何かしらの変化が生じたのではないだろうか?

もしそういった体験があるのなら、あなたは読書を通じてなんらかのエネルギーを受け取ったのである。

思想、考え、感覚、感情、イメージ等、すべて知覚の対称となるものは、主観的なエネルギーを持っている。

読書とはもともとが、そのようなエネルギーのトランスミッションという性質を持っている。 あらゆる本は、文字列というシンボルを通じて、特定の主観的エネルギーを読者に伝達しているのである。

本作品、光の小説では、普通のライトノベル的物語のレイヤーの、ひとつ上のレイヤーで、霊的な、高い波動のエネルギーを読者に伝達しようとしている。

霊的な、高い波動のエネルギーは、感覚でもなく、感情でもなく、思考でもない、それを超えた領域に属するエネルギーである。それは伝達されたものに、何かしらのポジティブな効果を及ぼす。

そのような高い波動のエネルギーを、心から心へとトランスミッションすることによって、自然にヒーリングが生じていく。

ところで私は小説家でもあるが、ヒーラーでもある。

対面のヒーリングセッションでは、エネルギーのトランスミッションというのは、日常的によく行われ、それはとても効果的であると感じている。

ヒーリングセッションを体験してみたい方は、ヒーリングサービスをご利用ください。

誘導瞑想によってエネルギーのトランスミッションを体験してみたい方は「スターエナジー・トランスミッション瞑想」をご利用ください。

しかし小説というメディアを通してそれをやってみようという試みは初めてであり、その試みに、私は楽しさを感じている。